溶けるとは? わかりやすく解説

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と・ける【溶ける/解ける/融ける】

読み方:とける

[動カ下一[文]と・く[カ下二《「と(解)ける」と同語源》

固体が、熱や薬品などによって、液状になる。「氷が—・ける」「暑さアスファルトが—・ける」

ある物質液体中に平均まじって液体一体になる。「砂糖に—・ける」「油はに—・けない」

[補説] 1で、特に金属の場合は「鎔ける」「熔ける」とも書く。


溶ける

作者堀江賢輔

収載図書指先物語64傑作短編集
出版社愛知出版
刊行年月2004.7


溶ける

作者二ノ宮一雄

収載図書長き助走
出版社日本随筆家協会
刊行年月2005.8


溶解度

(溶ける から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 09:25 UTC 版)

溶解度(ようかいど、solubility)とはある溶質が一定の量の溶媒に溶ける限界量を言う。飽和溶液の濃度である。通常、溶ける溶質の質量[g]や、溶媒100 gに溶けている溶質の質量[g]などで表す。本来は無名数であるが、一般に[g/100g-溶媒の化学式]等の単位を付して表す。溶媒が水なら[g/100g-H2O]となる。溶解度は温度によって変化し、固体に関しては、温度が上がると溶解度が上がるものが多い(水酸化カルシウムCa(OH)₂のように、温度が上がると溶解度が下がる例外も存在する)。

気体の溶解度は一定温度で、1 atm(1気圧)の気体が溶媒1 mlに溶ける体積を標準状態(STP)に換算して表す。この溶解度は温度によって変化する。

化学の金言に「似たものは似たものを溶かす」と言われるものがある[1]。これが意味するところは、極性分子は極性分子(水)に溶解し、非極性分子は非極性溶媒(例)油に溶解するという傾向のことである。このため溶媒同士でも水と油は溶けあわず分離し、水とエタノールではよく混和する。

出典

参考文献

  • L.F.フィーザー、K.L.ウィリアムソン『フィーザー/ウィリアムソン有機化学実験』(第8版)丸善、2000年。ISBN 4-621-04734-5  Organic experiments, 8th ed, 1998.

関連項目


溶ける

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 13:40 UTC 版)

和語の漢字表記

溶ける

  1. とける参照

「溶ける」の例文・使い方・用例・文例

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