割れ目噴火とは? わかりやすく解説

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われめ‐ふんか〔‐フンクワ〕【割れ目噴火】

読み方:われめふんか

地盤生じた割れ目通して溶岩噴出する形式噴火流動性に富む玄武岩溶岩流出する場合が多い。裂線噴火。→中心噴火


割れ目噴火

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 02:26 UTC 版)

割れ目噴火

割れ目噴火(われめふんか、英語: fissure eruption)は、地表に生じた線状の割れ目から、大量のマグマが噴出される噴火である。裂け目噴火(さけめふんか)あるいは線状噴火(せんじょうふんか)とも[1][2][3]

概要

地面に長い線状の亀裂を生じ、そこから一斉にマグマ(溶岩)を噴出するような噴火で、アイスランドハワイなどで発生しやすい[4]。このようなタイプの噴火では、流動性に富んだ玄武岩質の溶岩が大量に噴出される[5]。通常は、爆発的な活動なしに溶岩が噴出する線状の火山噴火である。多くの場合、通気口の幅は数メートルほどであるが、割れ目の長さは数百 mから数十 kmに達することもあるという。なお、溶岩の粘度が高い場合は割れ目はきれいにはならず、溶岩ドームのような丸まった形で地盤の変形を起こす。

事例

アイスランドラキ火山

過去に発生した割れ目噴火として著名なものは、1783年に起きたアイスランドラキ火山の噴火(ラカギガル割れ目噴火)である[6]。この時の噴火では、地下水マグマに触れて水蒸気爆発が発生し、長さ26 kmにわたり130もの火口が誕生した。このため、割れ目噴火を指してアイスランド式噴火と呼称する場合もある[7]

日本でも、1983年昭和58年)の三宅島の噴火や、1986年(昭和61年)の伊豆大島三原山の噴火などで、この割れ目噴火が発生している[8]

割れ目火山について

  • 単成火山 [4]
    • 地割れ火口
    • スパターランパート
    • 火口列
    • 双子山
  • 複成火山

脚注

  1. ^ 百科事典マイペディア. “裂け目噴火とは”. コトバンク. 2022年2月5日閲覧。
  2. ^ われめふんか【割れ目噴火】 | わ”. 学研キッズネット. 辞典. 2023年9月1日閲覧。
  3. ^ 岩石学辞典. “線状噴火とは”. コトバンク. 2022年2月5日閲覧。
  4. ^ a b 割れ目噴火”. 2020年11月2日閲覧。
  5. ^ 小項目事典,百科事典マイペディア,日本大百科全書(ニッポニカ),デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 岩石学辞典,ブリタニカ国際大百科事典. “割れ目噴火とは”. コトバンク. 2022年2月5日閲覧。
  6. ^ Grímsvötn volcano”. 2020年11月2日閲覧。
  7. ^ 百科事典マイペディア. “アイスランド式噴火とは”. コトバンク. 2022年2月5日閲覧。
  8. ^ 阿部勝征, 高橋正義「35A. 1986年 伊豆大島カルデラ床割れ目噴火の推移 : 写真解析 : 日本火山学会1987年度春季大会」『火山.第2集』第32巻第2号、日本火山学会、1987年、166-167頁、doi:10.18940/kazanc.32.2_166_2NAID 1100029934872021年6月20日閲覧 

外部リンク


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