健康寿命とは? わかりやすく解説

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けんこう‐じゅみょう〔ケンカウジユミヤウ〕【健康寿命】

読み方:けんこうじゅみょう

平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機関)が提唱した指標で、平均寿命から、衰弱病気痴呆などによる介護期間を差し引いたもの。


健康寿命

健康寿命とは? 「健康寿命」とは、2000年世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきり認知症など介護状態の期間を差し引いた健康上の問題日常生活制限されることなく生活できる期間のことをいいます日本長寿国家として知られていますが、厚生労働省によると、2016年時点の健康寿命は男性で72.14歳、女性で74.79歳でした。平均寿命と健康寿命の差は「健康ではない期間」を表し男性で8.84年、女性で12.35年となってます。

健康寿命

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 15:51 UTC 版)

WHOによる、各国の平均余命(橙色)と健康寿命(緑色)

健康寿命(けんこうじゅみょう、: Health expectancy, Healthy life expectancy,HALE)とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと[1][2]

各国の統計一覧については、国の健康寿命順と延命期間順リスト世界幸福度報告を参照。

解説

WHOが2000年にこの概念を提唱した。平均寿命から日常的・継続的な医療・介護に依存して生きる期間を除いた期間が健康寿命になる[1][2]

平均寿命は寿命の長さを表しているが、健康寿命は日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間を表し、健康寿命が高いほど、寿命に対する健康寿命の割合が高いほど、寿命の質が高いと評価され、結果として医療費や介護費の削減に結び付く。

世界保健機関も世界各国の政府や保健医療政策を管轄する行政機関(一般的には保健省という名称である)も、健康寿命を高め、寿命に対する健康寿命の割合を高めることを重要な政策目標にしている。

算定方法

  • Sullivan法 (日本が採用している)
  • Katz法
  • Rogers法

など

出典

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