倫理基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:32 UTC 版)
詳細は「映画のレイティングシステム#日本」を参照 レイティングは主にアメリカの倫理基準を参考にした独自のものであり、申請者は審査結果に異議がある場合は再審査を請求できる。区分には、G(年齢にかかわらず誰でも観覧できる)、PG12(12歳未満の年少者の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)、R15+(15歳未満は観覧禁止)、R18+(18歳未満は観覧禁止)の4種類があり、2009年より色分け表示が導入された。 規程では質の批評は行わないことになっているものの、基準には時代の流れが反映される。1990年代前半には『美しき諍い女』により性表現が、1990年代後半から2000年代は『バトル・ロワイアル』を始めとした暴力表現や『スワロウテイル』など反社会的勢力の表現が規制の対象になった。 DVD作品やゲームソフトなどの審査は別団体が行うが、経済産業省の指導により2006年(平成18年)7月に映像コンテンツ倫理連絡会議が設置され、日本ビデオ倫理協会(NEVA、ビデ倫)、コンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS、ソフ倫)、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)、日本アミューズメントマシン工業協会(JAMMA)とともにレイティングの審査基準・表示の統一化を検討している。
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