ブリンカー【blinkers】
読み方:ぶりんかー
⇒遮眼帯
ブリンカー
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ブリンカー
ブリンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 15:18 UTC 版)
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ブリンカー (blinkers) は競馬および乗馬や馬車などにおいて、馬の視野を制限するための馬具である。ブラインダー (blinders)、遮眼革、遮眼帯ともいう。
特性と効果
ブリンカーは馬の両目の外側部分に、革やプラスチックを材料としたカップ状などのものが使用される。頭絡に着脱できるものもあるが、競馬ではマスク状のものになっているものも多い。日本の競馬ではマスク状のものに「メンコ」と呼ばれる耳覆いを付したものが広く用いられている。
着用することで真横や後方の視野を遮ることになり(馬の視野はおよそ350度である)、それによって馬が前方への進行に集中できると考えられている。競馬ではコース沿いにいる観客や、乗馬や馬車においても通行人や自動車などに驚いてしまうために考えられた馬具である。
競馬におけるブリンカー

日本の競馬の競走でも使用は可能であるものの、使用許可を予め主催者に申し出る必要がある。競馬新聞の馬柱などで「B」もしくは「BL」というマークが付された馬がそれである。
ただし一度着用を申請すると、その競走においてブリンカーなしで出走させることは認められない(付け替えて深さ・大きさを変えることは認められている)。このため、レース当日に着脱を判断することができる(事前に申請する必要がない)チークピーシズを敢えて使用する陣営もあるとされる。
通常は左右両側に着用するが、馬の癖や気性によっては片側にのみ着用する場合もある。
またブリンカーに類似した馬具として、カップ状の部分にスリットが入っているバイザー も、海外を中心に普及している。スリットを入れることで後方の視野も若干得ることができ、一部では「後方可視ブリンカー」と訳されることもある。
関連項目
ブリンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 08:39 UTC 版)
詳細は「ブリンカー」を参照 ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられる。フードの目穴部分に合成ゴムやプラスチック製のカップを取り付けたものが一般的で、カップのつくりやサイズによって遮る視界の広さを変えることができる。片側だけにカップがついているものもある。なお、中央競馬において、ブリンカーを装着する馬は出馬表にBと表記される。これを装着することによって前走から一変する馬も少なくない。出馬表に表記される馬具は基本的にブリンカーのみである。障害競走では、あらかじめ裁決委員の許可をが必要である。。 主にメンコとセットで使用するものである。 初めて装着したレースで最も大きな効果を発揮するといわれ、そのことを表す言葉として英語では「ファーストタイム・ブリンカー」、日本語では「初ブリ」がある。
※この「ブリンカー」の解説は、「馬具」の解説の一部です。
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