アセチルコリンニコチン性受容体
英訳・(英)同義/類義語:nicotinic acetylcholine receptor, nicotinic receptor
シナプスのアセチルコリン受容体のうち、ニコチンにも応答するイオンチャンネルタンパクで、リガンドを受容すると膜の脱分極が引き起こされる。
酵素タンパク質モチーフなど: | アセチル-CoAカルボキシラーゼ アセチル-CoA合成酵素 アセチルコリンエステラーゼ アセチルコリンニコチン性受容体 アセチルコリン受容体 アセチルコリン合成酵素 アセチル基転移酵素 |
ニコチン性アセチルコリン受容体
(nicotinic acetylcholine receptor から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 15:14 UTC 版)
ニコチン性アセチルコリン受容体(ニコチンせいアセチルコリンじゅようたい、英: nicotinic acetylcholine receptor、略称: nAChR)またはニコチン受容体は、神経伝達物質の1つであるアセチルコリンに対して応答する受容体であり、またアゴニストであるニコチンなどの薬物にも応答する。多くの生物において、これらの受容体は中枢神経系、末梢神経系、筋肉やその他多くの組織に存在する。神経筋接合部での運動神経-筋肉間のコミュニケーションにおける筋肉側の主要な受容体であり、筋収縮を制御している。末梢神経系では、交感神経系と副交感神経系内でシナプス間のシグナル伝達を担っている。免疫系においては炎症過程を調節しており、異なる細胞内経路を介してシグナルを伝達する[1]。昆虫では、コリン作動性の系は中枢神経系に限定されている[2]。
- 1 ニコチン性アセチルコリン受容体とは
- 2 ニコチン性アセチルコリン受容体の概要
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