レーザー‐ディスク【laser disc】
読み方:れーざーでぃすく
レーザー光線をディスク面の微小な凸部に当て、その反射光を電気信号に変換して、音声・画像を再生するビデオディスク。平成12年(2000)ごろからDVDや通信カラオケの普及に伴い、ソフト・再生装置ともに衰退した。商標名。LD。
[補説] レーザーディスクを国内で初めて製品化し、メーカーとして最後まで生産を続けたパイオニアも、平成21年(2009)に撤退。
エル‐ディー【LD】
読み方:えるでぃー
《laser disk》⇒レーザーディスク
LD
読み方:エルディー
別名:レーザーディスク
LDとは、レーザー光を用いてデータの読み出しを行う、ディスク型の映像・音声記録媒体のことである。
直径30cmのプラスチックの円盤に刻まれた映像や音声のデータを、レーザー光の反射を利用して読み出す。最大記録時間は2時間で、映像が家庭用カラーテレビの規格であるNTSC方式でアナログ信号のまま記録されている。音声は基本的にアナログだが、デジタル記録も可能である。
LDは1977年にPhilips社が開発し、日本ではパイオニアが1980年に発売を開始した。レーザーディスクの名はパイオニアの商標で、当初、方式名としてはレーザービジョンとも呼ばれていたが、後にパイオニアが商標を公開し、他社製品でもレーザーディスクの名が使用されるようになっている。
技術・規格: | コマ落ち コンポジットビデオ コンテナフォーマット LD Motion-JPEG MOV形式 MPEG |
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