キラー‐アプリケーション【killer application】
キラーアプリケーション
【英】killer application
キラーアプリケーションとは、アプリケーションソフトウェアを利用するために、そのプラットフォームとなるコンピュータやOSの購入を促し、広く普及させることに貢献したアプリケーションソフトのことである。
例えば、Apple IIにおいては、表計算ソフト「VisiCalc」の登場がビジネスマンの実務用途上の需要を捉えたため、Apple IIそのものを広く普及させる要因のひとつとなった。同様に、初期のMacintoshにおけるAdobe Systemsの画像編集ソフトやDTPソフト、あるいはWindowsにおけるMicrosoft Officeなども、それ欲しさにOSやハードウェアの導入を促すキラーアプリケーションとなった。1990年代半ば以降にインターネットが普及し始めた際、インターネットを利用するためにPCを購入するユーザーにとっては、Webブラウザがキラーアプリケーションであったということができる。
キラーアプリケーションはキラーソフトと呼ばれることもある多いが、キラーソフトと言った場合は家庭用ゲーム機におけるゲームソフトを特に対象とする場合が多い。例えば、ファミリーコンピュータにおける「スーパーマリオブラザーズ」や、ニンテンドーDSにおける「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(脳トレ)などは、キラーソフトであったということができる。
キラーアプリケーション
(killer application から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 10:17 UTC 版)
キラーアプリケーション(英: killer application)、しばしば略してキラーアプリ(英: killer app)とは、そのアプリケーションが動く特定のシステムを購入しようと意識的にであれ無意識的にであれ、人々に思わせるようなアプリケーションソフトウェアを指す、コンピュータ関連業界のジャーゴン(俗語、隠語)である[1]。
- ^ “TechTarget, WhatIs.com, killer app”. TechTarget. 2022年8月30日閲覧。
- 1 キラーアプリケーションとは
- 2 キラーアプリケーションの概要
- 3 関連項目
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