GLib
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 04:47 UTC 版)
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       この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2019年12月)
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| 作者 | Shawn Amundson | 
|---|---|
| 開発元 | The GNOME Project et al. | 
| 初版 | 1998年 | 
| 最新版 | |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C言語 | 
| 対応OS | Linux, Unix系, macOS, Windows | 
| プラットフォーム | クロスプラットフォーム | 
| 種別 | ライブラリ | 
| ライセンス | LGPLv2.1 | 
| 公式サイト | www | 
GLibとは、C言語で書かれたクロスプラットフォームのユーティリティライブラリの一種である。GTKプロジェクトの一部としてスタートしたが、現在では他のアプリケーションでも使われている。当初は低レベルなコードを入れるためのライブラリとされていたが、現在ではプラットフォーム間の差異を吸収する機能も加えられ、異なるCPU、オペレーティングシステム (OS) 間でのアプリケーションの移植性を確保するライブラリとしても利用されている。
機能
GLibに含まれる代表的な機能としては、以下のものがある。
- 基本的なデータ型とその上下限値の定義
- 標準マクロ
- 動的メモリ確保
- 警告、アサーション
- メッセージロギング
- タイマー
- 文字列操作
- gettextによる国際化
- 擬似乱数生成
- フック関数
- プラグインモジュールの動的ローディング
- スレッド
- メモリプール
- 文字列の自動補完
- 型システムGType
- オブジェクトシステムGObject
- WindowsにおけるUNIX向けプログラムとの互換機能
データ構造
頻繁に利用されるデータ構造とそれに対する操作が定義されている。以下に主なものを列挙する。
- メモリチャンク
- 双方向および片方向線形リスト
- 連想配列(ハッシュテーブル方式の実装)
- 可変長文字列
- 可変長配列
- 文字列チャンク(文字列のグループ)
- 動的配列
- 平衡2分探索木
- N分木
- quarks(文字列とユニークな整数識別子を対応付けるもの)
- keyed data lists(文字列や整数識別子でアクセス可能なデータ要素群)
- リレーションとタプル
- 構造体のキャッシュ
外部リンク
- ^ "2.84.0 · GNOME / GLib · GitLab". 2025年3月7日閲覧。
固有名詞の分類
- glibのページへのリンク

 
                             
                    








