Avahiとは? わかりやすく解説

Avahi

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 16:54 UTC 版)

Avahi
開発元 The Avahi Project
最新版
0.8 / 2020年2月18日 (4年前) (2020-02-18)[1]
リポジトリ
プログラミング
言語
C言語
対応OS
種別 ネットワーク
ライセンス LGPL
公式サイト www.avahi.org
テンプレートを表示

Avahi(アバヒ)は、Zeroconf自由ソフトウェア実装であり、マルチキャストDNS/DNS-SD サービスディレクトリのためのシステムを含む。

概要

Avahi は、特定の構成情報のないローカルネットワーク上のサービスホストの発行と発見を可能とする。例えば、ネットワークに接続したとき、即座にプリンタを検出し、ファイルを探し出し、他者と会話できるようにする。GNU Lesser General Public License (LGPL) の条件でライセンス提供される。

Avahi はBonjourのZeroconf仕様の実装であり、マルチキャストDNS、DNS-SD、RFC 3927/IPv4LL を実装している。各種言語バインディングを提供しており(PythonMonoなど)、多くの LinuxBSD 系のディストリビューションに付随して出荷されている。モジュール化されているため、Avahi は GNOMEGNOME VFSKDEKIOなどに組み込まれている。

Avahi プロジェクトは、Bonjourのライセンスに関する論争から開始された。その後、Bonjour のライセンスは問題のないApache Licenseで提供されるようになった。しかし、そのころには既に Avahi が GNU/Linux などのフリーなオペレーティングシステムでのデファクトスタンダードの地位を築いていた。

Appleでの Zeroconf 技術開発に携わった Stuart Cheshire は Avahi の状況について「アップルの実装に取って代わる」勢いであると述べた[2]

歴史

Avahi の開発は Lennart Poettering と Trent Lloyd が当初行った。Poettering は 2004 年後半から FlexMDNS という名称で Zeroconf 機能の実装を行っていた。また、Lloyd は2004年前半から Avahi という名称で同様のプロジェクトを開始していた。両者のプロジェクトが2005年に合併し、名称としては Avahi が存続したが、コードの多くは FlexMDNS のものが存続している。

当初、Avahi は freedesktop.org 傘下のプロジェクトとして開発が行われていたが、2006年1月リリースの 0.6.2 より The Avahi Project として独立した[3]。ただし、Avahi は freedesktop.org の D-Bus を利用している。

Avahi とは、キツネザル下目インドリ科ウーリーキツネザル(アバヒ属)のことであり、マダガスカルだけに棲む霊長類である。Trent Lloyd がこの名前を気に入って採用した。ロゴもこれを反映してキツネザルの顔になっている。[4]

関連項目

脚注

  1. ^ Releases”. GitHub. 2020年8月19日閲覧。
  2. ^ Stuart Cheshire (November 2,2005) "Zero Configuration Networking with Bonjour" Google TechTalks.(flash形式のビデオ)
  3. ^ Milestone Avahi 0.6.2 – Avahi
  4. ^ Avahi talk by Poettering/Lloyd at linux.conf.au 2007.(OGG形式のビデオ)

外部リンク


Avahi

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 22:10 UTC 版)

Zeroconf」の記事における「Avahi」の解説

AvahiはLinuxとBSD向けのZeroconf実装である。IPv4LL、mDNS、DNS-SD を実装している。ほとんどのLinuxディストリビューション含まれており、デフォルトインストールするものもある。nss-mdns と連動して作動させるホスト名解決機能提供する。 AvahiにはBonjourおよび歴史的なmDNS実装であるHowlとのバイナリ互換性を提供するライブラリがあり、それらに対応したソフトウェアをAvahiを経由して利用することができる。

※この「Avahi」の解説は、「Zeroconf」の解説の一部です。
「Avahi」を含む「Zeroconf」の記事については、「Zeroconf」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「Avahi」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Avahi」の関連用語

Avahiのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Avahiのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAvahi (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのZeroconf (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS