CD値
空気抵抗係数。抗力係数ともいい、空気6分力係数のうちクルマの前後方向に作用し、クルマを押しもどそうとする力で、理論上の最大値は1.0となる。この値を10%小さくすると燃費は約2%向上するといわれている。その値は空気抵抗、空気密度、車速、前面投影面積などに関係する。
参照 抗力係数Co
空気抵抗係数。空気力学上の効率を示す値で、数値が低いほど空気抵抗が小さいことを表す。最近では0.25、0.26を示す量産セダンが登場している。実際の空気抵抗はこのCDに前面投影面積Aを掛け合わせた数値となる。エアロスタイルがデザイン開発の最優先テーマとなった1980年代の乗用車デザイン開発では、デザイン開発のプロセスとして風洞実験によって外形を修正してCD値を向上させることが不可欠の手法となり、それ以前のクルマに比べて著しい改善が、CD値の小ささでデザインの優劣が判断されたこともあった。国によって記号表記が異なり、日本とイギリスはCD、アメリカはCd、イタリアとフランスはCx、ドイツはCwと表記する。
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