【前面投影面積】(ぜんめんとうえいめんせき)
3次元の物体を、正面から2次元に投影した時に出来る「陰」の面積。
空気抵抗の目安となる。
速度が上がれば上がるほどそれの影響が大きくなり、高速で飛ぶ飛行機にとっては死活問題となる。
また、前面投影面積は、前方から攻撃された場合の「標的」の大きさでもある。
このため、軍用車両は可能な限り前面投影面積が低くなるよう、車高や横幅を抑えて設計される。
また、人体は立っているより伏せている方が前面投影面積が低いため、歩兵は匍匐した状態で行動できるよう訓練される。
前面投影面積
車体正面を正確に投影し、測定した面積。実際には50~100m離れて車体正面を撮影し、その面積をプラニメーター(面積計)で計測、実面積に換算する。記号はAで示し、A×XCDは実際の空気抵抗となる。
前面投影面積と同じ種類の言葉
- 前面投影面積のページへのリンク