剛体モード
物体を構成する質点間の相互距離が、まったく変わらない理想体を剛体といい、剛体モードとは剛体運動で表される振動モードのこと。車体などの構造体は弾性体で、外力により曲げ、ねじり振動を生じ、曲げ、ねじりの振動モードを呈するが、ばねで支えられた構造体では、構造体をひとつの剛体とした剛体モードの振動も生ずる。車体のピッチング、バウンシング、ローリング、ヨーイングなどのばね上共振、エンジンシェイクなどがその例である。
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