エンジンシェイク
シェイク現象のひとつで、車輪の不釣り合い、ユニフォミティ不良や路面の凹凸などの強制力によって引き起こされる、ブルブルと感ずる振動。エンジンシェイクは、エンジン本体とエンジンに直接搭載された補機などを含めた質量と、エンジンマウンテイングをばねとしたエンジン系の剛体共振で、中速域で発生する。エンジンシェイクの低減には、車輪の不釣り合いやユニフォミティ不良など強制力の低減や、エンジンマウンティングにおける減衰の増加による、エンジン剛体共振の振幅を抑えることが有効である。減衰増加のために減衰装置を付加、高周波伝播増加という副作用を避けるために、液体封入マウントを用いるケースなどがある。
参照 シェイク、液体封入式エンジンマウント、ボディ共振- エンジンシェイクのページへのリンク