空気密度
1立方メートルの空気が有する質量。密度の単位としてkg/m3を用いる。例えばO℃のときの1m3の空気は約1.25kgであるので、空気密度は1.25kg/m3となる。温度が上昇して17℃になると1.20kg/m3のように空気密度は小さくなる。エンジンにおいて、同じ体積の空気を吸入しても温度や気圧が異なれば重量に差が出てくる。このとき、温度が低く気圧が高いほど吸入空気の質量が大きくなるため、より多くの燃料を燃焼させることができ、出力が増大する。また、過給は密度の高い空気をエンジンに供給することである。
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