空気圧警報装置(タイヤ)
タイヤの空気圧が低下した状態で高速走行すると、各部の変形エネルギーが増加し、タイヤ内で断熱状態にある空気に熱として蓄積され、タイヤが高温になりバーストの危険が増大する。空気圧低下警報システムは、1980年代にタイヤの空気圧をダイヤフラムのストロークで検出する複数の方法が海外で実用化されたが普及に至っていない。90年代はABS車輪センサーを利用する簡便なシステムに関心が集まり、車輪回転数の違いで判定する方法や、タイヤのねじりばね定数低下を検出する方法などのシステムも実用化されている。回転するタイヤからの低空気圧信号を、無線で伝達するものもある。
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