coddle
「coddle」の意味・「coddle」とは
「coddle」は英語の動詞で、過度に甘やかす、大切に扱う、という意味を持つ。特に、子供や病人を丁寧に、または過保護に扱う様子を表す際に用いられる。例えば、子供が風邪を引いたときに、親が子供の全ての要求を満たし、過度に心配する様子を「coddle」で表現することができる。「coddle」の発音・読み方
「coddle」の発音は、IPA表記では /ˈkɒdəl/ となる。IPAのカタカナ読みでは「コドゥル」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「コドル」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。「coddle」の定義を英語で解説
「coddle」は、Oxford English Dictionaryによると、「treat in an indulgent or overprotective way」と定義されている。これは、「甘やかす、または過保護に扱う」という意味である。「coddle」の類語
「coddle」の類語としては、「pamper」、「spoil」、「baby」などがある。これらの単語も同様に、人を甘やかす、大切に扱うという意味合いを持つ。「coddle」に関連する用語・表現
「coddle」に関連する表現としては、「coddled egg」がある。これは、殻をつけたままゆっくりと加熱し、中が半熟になった卵のことを指す。この表現は、「coddle」の「大切に扱う」、「丁寧に扱う」という意味合いが反映されている。「coddle」の例文
1. "She was always coddling her youngest son."(彼女は常に末っ子の息子を甘やかしていた。)2. "He was coddled by his mother as a child."(彼は子供の頃、母親に甘やかされて育った。)
3. "I don't want to coddle him too much."(彼を過度に甘やかしたくない。)
4. "You need to stop coddling your kids."(あなたは子供たちを甘やかすのをやめるべきだ。)
5. "She coddled the injured bird until it was well again."(彼女はその怪我をした鳥を大切に看病した。)
6. "The teacher was accused of coddling her students."(その教師は生徒を甘やかすと非難された。)
7. "I was coddled and protected from the real world."(私は甘やかされ、現実世界から守られていた。)
8. "Stop coddling the dog and let it go outside."(犬を甘やかすのをやめて、外に出させてあげて。)
9. "He was coddled with attention and gifts."(彼は注意と贈り物で甘やかされた。)
10. "She coddled the plants, watering them every day."(彼女は植物を大切にし、毎日水をやった。)
コードル
コードル Coddle | |
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にんじんを使ったコードル。伝統的なレシピには使わない野菜 | |
別名 | ダブリンコードル Dublin coddle |
発祥地 | アイルランド |
主な材料 | じゃがいも、豚肉のソーセージ、ラッシャー、玉ねぎ |
コードル (コドル[1]、Coddle) はアイルランド料理で、食べ残した肉を使ったことから、特に定まったレシピはない。それでも食材は大まかに決まっており、厚めに切ったソーセージ類 (豚肉のソーセージ) やベーコン[2]に小粒のじゃがいも、刻んだ玉ねぎ、塩と胡椒とハーブ (パセリまたはチャイブ) を使う。伝統的なレシピではオオムギを加える。
コードルはとりわけダブリンの郷土食として語られることが多い[3][4][5]。小説家の中でもショーン・オケーシーとジョナサン・スウィフトの好物だったことが知られ[6]、またジェイムズ・ジョイスの著作のように、ダブリンに関する記述にコードルの名前を見つけることがある[7]。
この料理はベーコンとソーセージの切れ端を煮てとったスープストックで蒸し煮にする。深鍋にぴたりと合うふたが必要で、食材がスープストックに浸りきらなくても蒸すことで加熱をするためである[3]。味は塩胡椒でととのえると、好みでパセリを加える。アイルランドのおふくろの味であり、また高価な食材も使わず手間を省けて調理時間も短い。一年のうち冬に喜ばれる。またカトリック信徒は金曜日に肉食を避けていることから、その前夜の木曜日の夕食に供されたといい、残りもののソーセージやベーコンの切れ端を使い切っていた。
名前の起源
コードルという名前の語源はフランス語の caudle (フランス語)にさかのぼり、「ゆっくり煮る、沸かす、煮込む」という意味である[4]。それが動詞 coddle(英語)に変化して、食材を弱火でことこと煮込む (半熟卵など)(英語) という意味を引き継いで名詞形が発生した。
関連項目
脚注
出典
- ^ 美味しいヨーロッパ アウトバウンド促進協議会、2021年12月10日閲覧。
- ^ 豚ロース肉のバックベーコンをアイルランドやイギリスでラッシャーと呼ぶ。
- ^ a b A Little Irish Cookbook. Appletree. (1986). ISBN 0-86281-166-X
- ^ a b “A traditional Irish cold weather treat Dublin coddle recipe”. Irishcentral.com (2017年4月24日). 2018年1月15日閲覧。
- ^ “From Bacon and Cabbage to Coddle: What is Ireland's national dish?”. Independent.ie. 2018年1月15日閲覧。
- ^ O'Connor, Derek (2008年9月21日). “Food that Only The Irish Eat (Apparently)”. Sunday Tribune. オリジナルの2009年4月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ Veronica Jane O'Mara & Fionnuala O'Reilly. (1993). A Trifle, a Coddle, a Fry: An Irish Literary Cookbook. Wakefield: Moyer Bell. ISBN 1-55921-081-8
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