発がん性
ある物質を生体に摂取することによって、その影響で体内に悪性腫瘍を発生させる、または発生を促進する毒性のことです。
(参考) 発がん物質分類表
国際癌研究機関(IARC:WHOに設置されている専門機関)による発がん物質分類
(参考) 発がん物質分類表
国際癌研究機関(IARC:WHOに設置されている専門機関)による発がん物質分類
グループ | 評価内容 | 例 |
1 | ヒトに対して発がん性がある。 (carcinogenic to humans) | コールタール、アスベスト、たばこ、カドミウム、ベンツピレンなど |
2A | ヒトに対しておそらく発がん性がある。 (probably carcinogenic to humans) | アクリルアミド、クレオソート(木材の防腐剤)、ディーゼルエンジンの排気ガスなど |
2B | ヒトに対して発がん性の可能性がある。 (possibly carcinogenic to humans) | 漬物、わらび、ガソリンなど |
3 | ヒトに対する発がん性について分類できない。 (cannot be classified as to carcinogenicity in humans) | カフェイン、お茶、コレステロールなど |
4 | ヒトに対しておそらく発がん性はない。 (probably not carcinogenic to humans) | カプロラクタム(ナイロンの原料) |
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