ZEPHYR1100 / 1100RS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 16:25 UTC 版)
「カワサキ・ゼファー」の記事における「ZEPHYR1100 / 1100RS」の解説
ゼファー1100は、ゼファーシリーズの特徴となったノンカウル、パイプ鋼管フレーム、丸目一灯ヘッドライト、空冷直列4気筒エンジン、2本リヤサスなどを踏襲し、左右2本出しのマフラーを装備するモデルである(400 ccのゼファーは右側1本出しの集合マフラー)。ゼファー750と比較すると、タンク形状やフレーム構造等の点からゼファー(400 cc)に近い外観となっている。 2004年モデルのA9型では、エンジンの塗装色がそれまでの銀色から黒色に変更。エンブレムに関しては、それまでのタンク側の「ZEPHYR」とサイドカバー側の「1100」から、タンク側「Kawasaki」サイドカバー側「ZEPHYR1100」に変更された。 2007年1月19日には「ファイナルエディション」が発売された。2002年のA7型以来の登場となるファイヤーボールパターンのグラフィックが施され(A7とは微妙に違う色構成)、同様に2004年のA9型以降では途絶えていたリム切削仕上げのホイールを採用。素材を改良されたシートや、艶有り黒塗装で仕上げられたフレーム、サイドカバーの「1100 DOUBLE OVER HEAD CAMSHAFT」エンブレムなど、特別仕様となっている。 ゼファー750RS同様に派生モデルであるゼファー1100RSが1996年から2003年まで併売された。ホイールは標準仕様のキャストホイールからチューブタイヤを使用するスポークホイールに変更。エンブレムも標準仕様とは違い、タンク側は「Kawasaki」およびサイドカバー側は「ZEPHYR1100」とされた。シリーズのイメージカラーのひとつであるファイヤーボール風のグラフィックは、750 ccモデルには採用されていたがゼファー1100RSでは用いられる事はなかった。一方、B2型のパールコスミックグレーは1100RSのみに採用された専用色といえる。なお、1999年式から2003年式のモデルではゼファー1100と共通のグラフィックが採用されていた。
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