Yak-25系の試作機と計画機
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「Yak-25 (航空機・2代)」の記事における「Yak-25系の試作機と計画機」の解説
Yak-2AM-11 エンジンを2基のAM-11(R-11)に換装した偵察機と戦術偵察機の計画機。R-11がMiG-21用に割り当てられたためキャンセル。 Yak-13 Yak-120の前任の機体。製造されず(名称は1946年の小型遊覧機に再使用) Yak-25K Yak-25Mから機関砲を外し、「イズムルート」レーダーとエンジンポッド内側の主翼下に装着した4発のRS-1U(NATOコードネーム: AA-1 "アルカリ")レーダー誘導ミサイルで構成されるYak-25K-5 兵装システムを装備。少数機が製造。 Yak-25K-7L Yak-25M のK-7L ミサイル用テストベッド機。この兵装は配備されずこの型の開発も破棄された。 Yak-25K-75 Yak-25MのK-75 ミサイル用テストベッド機。この兵装は配備されずこの型の開発も破棄された。 Yak-25K-8 (Yak-25S K-8) 2機のYak-25Kが 2発のK-8(NATO名称:AA-3 'アナブ')ミサイルを搭載するYak-25K-8兵装システムのテストベッド機に改装。2機のYak-25M (Yak-25S K-8) がK-8ミサイル搭載テスト用に改装されたが、Yak-28Pが登場したために開発中止。 Yak-25L (飛行研究所) 射出座席のテスト用テストベッド機。 Yak-25MR (海上偵察機) 海上偵察機の試作機。 Yak-25MSh 無線操縦式標的機の試作機。新規に量産はされず、既存機の退役後に多数が改装されたが、MSh という名称は付されなかった。 Yak-25PA (気球迎撃機) Yak-25RVの高高度気球迎撃機型。試作機のみ。 Yak-25R(複座二重操縦装置機) 2人目の搭乗員(航法士)用にガラス張り機首と2基のカメラを装備。23 mm 機関砲で武装。前量産型が10機製造。コード名「マングローブ」 Yak-26 戦術核爆撃機用の開発機。9機製造。 Yak-120M ミクリン AM-9A(AM-5に0段コンプレッサーを追加した環状筒形燃焼室とアフターバーナーを備えたエンジン)に換装し、武装とアビオニクスに改良を加えたYak-120。 Yak-120MF RD-9F エンジンのテストベッド用に改装されたYak-120M。 Yak-122 2機のRD-9F ターボジェットエンジンを装備したYak-25から発展した戦術偵察機の試作機と「Yak2AM-11」計画機。この機体は「Yak-27R」戦術偵察機の試作機に転換された。 Yak-123 Yak-26戦術核爆撃機の試作機。 Yak-125B 「特別懸架兵装」を装備したYak-25B戦術核攻撃機の試作機に設計局が与えた名称。 Yak-SM-6 K-6 AAMのテスト用に改装されたYak-25、ミサイルの開発がキャンセルされた後で他のテスト用に使用。2機製造。
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