XmlSchemaComplexType.BlockResolved プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

XmlSchemaComplexType.BlockResolved プロパティ

型がスキーマ検証後の情報セット (infoset) にコンパイルされた後の値を取得します。この値は、インスタンス ドキュメントで xsi:type が使用される場合に、型がどのように適用されるかを示します。

名前空間: System.Xml.Schema
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Property
 BlockResolved As XmlSchemaDerivationMethod

Visual Basic (使用法)

Dim instance As XmlSchemaComplexType
Dim value As XmlSchemaDerivationMethod

value = instance.BlockResolved

C#

public XmlSchemaDerivationMethod BlockResolved { get;
 }

C++

public:
property XmlSchemaDerivationMethod BlockResolved {
    XmlSchemaDerivationMethod get ();
}

J#

/** @property */
public XmlSchemaDerivationMethod get_BlockResolved ()

JScript

public function get BlockResolved
 () : XmlSchemaDerivationMethod

プロパティ値
スキーマ検証後の infoset 値。既定値は schema 要素の BlockDefault 値です。

解説

この値は、型自体から取得されるか、型レベルで定義されていない場合は schema 要素から取得されます。たとえば、この値が制限されている場合は、具体的に定義した型から派生した型ではなく、具体的に定義した型だけを使用できます。

この属性は、次の値を格納できます。

列挙値	説明
None	スキーマの BlockDefault プロパティが存在する場合は、このプロパティによって定義される派生制限を使用します。
Extension	この要素は、Extension によって派生した型に置き換えることはできません。
Restriction	この要素は、Restriction によって派生した型に置き換えることはできません。
All	#all。この要素は、派生メソッドに関係なく、任意の型に置き換えることはできません。

Substitution、List、Union の各派生メソッドは、このプロパティによってはサポートされません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
XmlSchemaComplexType クラス
XmlSchemaComplexType メンバ
System.Xml.Schema 名前空間