World Cup of Hockeyとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > World Cup of Hockeyの意味・解説 

アイスホッケー・ワールドカップ

(World Cup of Hockey から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 18:55 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
1996年のワールドカップトロフィー

ワールドカップ・オブ・ホッケー(World Cup of Hockey)はアイスホッケーの世界大会。毎年開催されているアイスホッケー世界選手権とは異なり国際アイスホッケー連盟ではなくNHLとNHL選手会が主催している大会である。従ってルールは国際ルールではなくNHLルールに従って行われる。また世界選手権がNHLのプレーオフシーズンに行われるのに対して、オフシーズンに行われNHLの全てのトップ選手が出場することが可能になっている。

歴史

前身は1972年のサミット・シリーズの4年後に初開催したカナダカップであり、カナダ、チェコスロバキア、スウェーデン、ソビエト連邦、アメリカ合衆国フィンランド(1984年のみ出場)、西ドイツなどが参加していた。1987年の大会ではカナダがウェイン・グレツキーマリオ・ルミューの活躍で2勝1敗(全ての試合のスコアが6-5、2試合は延長で決着がついた。)でソビエト連邦との対戦を下した。

ワールドカップに改称した後、1996年、2004年に開催され、2016年はカナダ・トロントで開催された。

2004年大会では建築家のフランク・ゲーリーのデザインした優勝トロフィーが使われるようになった。

NHLとNHL選手会は次回大会を2020年に開催すると発表した[1]。2020年大会は欧州選手権も含む予定だった[1]が、2019年1月にNHLとNHL選手会の間で包括交渉が成立せず、計画が中止された[2]。2019年8月、包括交渉が成立した場合は2020年ではなく2021年2月に次回大会が開催予定となった[3]が、その後撤回された[4]。その後、リーグは次回大会を2024年に開催する意向を示した[4]

歴代成績

優勝 準優勝 準決勝敗退国
1996  アメリカ合衆国  カナダ  ロシア スウェーデン
2004  カナダ  フィンランド  チェコ アメリカ合衆国
2016  カナダ 欧州連合[5]  ロシア スウェーデン

脚注

  1. ^ a b New-look World Cup of hockey back for 2016”. Sportsnet.ca. 2015年1月24日閲覧。
  2. ^ NHL, NHLPA abandon plans for 2020 World Cup of Hockey”. TSN.ca (2019年1月16日). 2019年1月17日閲覧。
  3. ^ 'Cautiously optimistic' NHL CBA talks could result in 2021 World Cup”. SportsNet (2019年8月16日). 2019年8月23日閲覧。
  4. ^ a b There will be no World Cup of Hockey during 2021 season”. NBC Sports (2019年12月10日). 2019年12月11日閲覧。
  5. ^ ドイツ、オーストリア、スイス、スロバキア、スロベニア、イタリア、ノルウェーの8カ国の混成チーム。

外部リンク


「World Cup of Hockey」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

World Cup of Hockeyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



World Cup of Hockeyのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアイスホッケー・ワールドカップ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS