WebObjects / Wotonomy
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 03:36 UTC 版)
「JavaServer Faces」の記事における「WebObjects / Wotonomy」の解説
詳細は「WebObjects」および「Wotonomy」を参照 WebObjectsは、よく知られた最も初期のWebアプリケーションフレームワークで、元々はNeXT Softwareによって開発された。その後Apple ComputerがNextを買収した際に獲得された。WebObjectsはJSF 同様のコンポーネントおよびイベントモデル、ライフサイクルを備えている。J2EEがなくても配備することができ(もともとの構成)るが、サーブレットコンテナー内に配置することもでき、その場合にはディスパッチャオブジェクトがJ2EE Webアプリケーションのエントリーポイントとして動作する。 JSF(の既定動作)とは異なり、コンポーネントはJSPファイルには定義されず、html/xml/wmlテンプレートファイル、フィールドやアクションをJavaコードにマップするファイル、.javaのクラスファイルのいずれかあるいはすべてを含む .wocディレクトリに定義される。テンプレートファイルは表示とレイアウト部分を提供し、他のWebObjectsコンポーネントを含んでも良く、JSFが既定で使用するRenderKitへの委譲のアプローチとは異なる。これは、JSFでの委譲モデルと直接描画モデルの中間点にある。 WebObjectsは、最も初期のオブジェクト関係マッピングのフレームワーク、Enterprise Objects Frameworkを備えた、レイヤー化されたアーキテクチャを含んでいる。 Wotonomyは、WebObjectsフレームワークのオープンソースの再実装であり、クリーンルームで(訳注:プロプライエタリのコードを使用しないよう注意して)開発され、 LGPL でライセンスされている。WotonomyはWebObjectsのすべての部品を実装しようと試みており、完全なMVC web-GUIスタックを実装している。WebObjectsのクローンであり、未完成な部分を除けばJSFとの違いはWebObjectと全く同様である。
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