WRESTLE KINGDOM 20
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/09 14:07 UTC 版)
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この記事はプロレスに関して将来予定されるイベントを扱っています。
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| WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退 | ||||
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会場の東京ドーム
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| 情報 | ||||
| 主催 | 新日本プロレス | |||
| 開催日 | 2026年1月4日 | |||
| 都市 | 東京都文京区 | |||
| 会場 | 東京ドーム | |||
| WRESTLE KINGDOM年表 | ||||
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| 新日本プロレス東京ドーム大会年表 | ||||
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WRESTLE KINGDOM 20は、2026年1月4日に東京ドームで行われる予定の新日本プロレス主催のプロレス興行。棚橋弘至の引退興行として行われる。
概要
2024年10月14日、両国国技館にて行われた「KING OF PRO-WRESTLING 2024」内で、棚橋弘至が2026年1月4日の東京ドーム大会での引退を発表した[1]。この発表に伴い、1年以上前から東京ドーム大会を発表する形となった。その後、2025年6月2日に「WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム」として開催されることが正式発表された[2][3]。
2025年6月23日、東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストであるウルフアロンの新日本プロレスへの入団とWK20でのデビューを発表した[4][5]。日本の柔道五輪金メダリストのプロレス転向は史上初となる[6]。また、この大会がテレビ朝日系列にて全国ネット放送することが発表された[7]。1月4日の東京ドーム大会の全国中継は22年ぶりとなる[8]。
チケットは前年から値上がりした上、最前列は100万円という日本プロレス史上まれに見る高額なものとなった[9][10]。10月1日に一般発売がなされると、同日までには先行販売併せて2万枚の売り上げを記録し、10月14日には最前列席を含めアリーナ席が全て完売した[11]。11月4日には当日朝時点でのチケット販売数が31,548枚と発表された[12]。
大会までの動き
2025年10月13日、国技館にて行われた「KING OF PRO-WRESTLING 2025」でのNEVER無差別級選手権試合後、敗れたボルチン・オレッグに攻撃を加え続けていたHOUSE OF TORTURE(H.O.T)をウルフが止めに入り、H.O.Tの面々を排除し、リーダーでNEVER王者のEVILと睨み合う[13][14]。その直後、ウルフがデビュー戦の相手にEVILを指名した[15]。後に、この試合がNEVER無差別級王座戦になることが決まった[16]。
10月14日、第一弾カードとしてウルフ対EVILが決定[15][17]。加えて、スターダム所属でSTRONG女子王者の上谷沙弥の参戦が発表された[18][19]。
11月2日、で愛ドームにて行われた、「棚橋弘至~衣錦還郷」にて、IWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太、IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITAがそれぞれ王座を防衛。世界ヘビー戦後、TAKESHITAの前に辻が現れ、世界ヘビー戦を要求すると、TAKESHITAが二冠戦を求め、それを辻が受諾し、IWGPヘビー二冠戦が決定した[20][21]。翌3日のスターダム・大田区総合体育館大会では、STRONG女子王座を防衛した上谷の前にIWGP女子王者の朱里が二冠戦を要求し、上谷が受諾した[22][23]。
11月8日、東祥アリーナ安城大会にて、試合を終えた棚橋の前にAEWのオカダ・カズチカが登場。引退試合の対戦相手に名乗り上げ[24]、翌日の会見で棚橋の引退試合が棚橋対オカダに正式決定した[25]。
対戦カード
| ■NEVER無差別級選手権 ウルフアロンデビュー戦 | ||
| ウルフアロン | vs | EVIL |
| ■棚橋弘至引退試合 | ||
| 棚橋弘至 | vs | オカダ・カズチカ |
| ■IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合 | ||
| KONOSUKE TAKESHITA | vs | 辻陽太 |
| ■IWGP女子&STRONG女子ダブル選手権試合 | ||
| 朱里 | vs | 上谷沙弥 |
関連項目
- 新日本プロレスの東京ドーム興行
- 新日本プロレスのスタジアム興行
- NEW YEAR DASH!! - 翌1月5日に大田区総合体育館で行われる。
脚注
- ^ “棚橋弘至、25周年記念試合で電撃「引退」表明…「棚橋のゴールを決めました。2026年1月4日」…10・14両国”. スポーツ報知 (2024年10月14日). 2025年6月24日閲覧。
- ^ “新日本プロレス、来年1・4「東京ドーム大会」開催を正式発表…棚橋弘至引退試合”. スポーツ報知 (2025年6月3日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “棚橋弘至引退まであと216日!2026年1月4日(日)は『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム』!”. 新日本プロレスリング (2025年6月2日). 2025年6月24日閲覧。
- ^ “ウルフ・アロン、新日本プロレス入団 来年1月4日デビュー”. 時事通信ニュース. 2025年6月24日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2025年6月23日). “柔道 ウルフアロン 新日本プロレスへ ”憧れの道に進む“ | NHK”. NHKニュース. 2025年6月24日閲覧。
- ^ “ウルフ・アロン新日入り!数多い柔道からプロレス転向 木村政彦、坂口征二…“暴走王”ら五輪メダリストも - スポニチ Sponichi Annex 格闘技”. スポニチ Sponichi Annex. 2025年10月14日閲覧。
- ^ “テレ朝が全国ネット「特番」へ…「新日本プロレス入団」ウルフ・アロン1・4東京ドーム「デビュー戦」棚橋弘至社長「東京ドームをフルハウスにしたい」”. スポーツ報知 (2025年6月23日). 2025年6月24日閲覧。
- ^ “新日本プロレス『イッテンヨン』22年ぶり全国ネット放送決定 棚橋弘至引退試合&ウルフ・アロンデビュー戦の日”. ORICON NEWS (2025年6月23日). 2025年6月24日閲覧。
- ^ “【新日本】来年1・4東京ドーム大会の最前列チケットは100万円 「棚橋弘至引退特別シート」で前年比5倍価格に”. 東スポWEB (2025年8月17日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “最高額「100万円」…来年1・4東京ドーム「棚橋弘至引退試合」&「ウルフアロンデビュー戦」チケット料金…最安は「1231円」”. スポーツ報知 (2025年8月18日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “【チケット情報】2026年“イッテンヨン”!『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』のアリーナエリアは完売!「1Fスタンド」「2FスタンドA」「2FスタンドB」を発売中!【WK20】”. 新日本プロレス (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “【WK20】「“超満員”の景色が見たくて、25年間全力でやってきた。最後に僕の夢をみなさんのお力借りて叶えます!」棚橋社長が現時点の1.4東京ドーム大会の券売数を報告!気になる引退試合の相手は……「棚橋と関係性のある選手、それは間違いない」【11.4会見④】”. 新日本プロレスリング (2025年11月4日). 2025年11月9日閲覧。
- ^ “【新日本】ウルフ・アロン 来年1・4ドームでNEVER王者EVILとデビュー戦へ「やらせてください」”. 東スポWEB (2025年10月13日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “【新日本】EVILがウルフ・アロンに〝金メダル没収〟の理不尽通告「くだらねえプライドを投げ捨ててやる」”. 東スポWEB (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ a b “【来年1月4日(日)東京ドームの“第1弾カード”が決定!】“元柔道金メダリスト”ウルフアロンのデビュー戦の相手は、新日本イチの“極悪レスラー”EVILに決定!!【WK20】”. 新日本プロレス (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “ウルフ・アロン【新日本】1・4デビュー戦いきなりタイトル戦へEVILが「プレッシャーをかけてやるよ」NEVER無差別級王座/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2025年11月9日). 2025年11月9日閲覧。
- ^ “【新日本】ウルフ・アロン 来年1・4ドームのデビュー戦の相手がEVILに正式決定”. 東スポWEB (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “【新日本】1・4ドームに上谷沙弥の参戦決定「新日本プロレスが沙弥様を認めた…つまり!今年のプロレス大賞(以下略)」”. 東スポWEB (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “【WK20】「東京ドームの“ど真ん中”に沙弥様が、一輪の黒い花を咲かせてやる!」2026年1月4日 (日)『WRESTLE KINGDOM 20』にSTARDOM 上谷沙弥の出場が緊急決定!『プロレス大賞MVP』獲りにも自信満々!!【10.14会見】”. 新日本プロレス (2025年10月14日). 2025年10月14日閲覧。
- ^ “「IWGP世界王者」TAKESHITA、1・4東京ドームで辻陽太とIWGP「二冠戦」要求…「覚悟があるなら、お前もそのベルトをかけろ」…11・2岐阜全成績”. スポーツ報知 (2025年11月3日). 2025年11月9日閲覧。
- ^ 千葉修宏. “【新日本】W王座戦で激突の辻陽太「IWGPヘビー復活させる」竹下幸之介「誰が最強か証明」 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年11月9日閲覧。
- ^ “【スターダム】上谷沙弥 渡辺桃を撃破しワールド&STRONG女子王座防衛 1・4ドームでIWGP女子王者・朱里と2冠戦”. 東スポWEB (2025年11月3日). 2025年11月9日閲覧。
- ^ マスクドTODAY (2025年11月4日). “【スターダム】上谷沙弥、同門・渡辺桃との21分死闘を制し2冠防衛「最高の試合ができて本当に良かった」朱里、安納が即座に挑戦表明 | プロレスTODAY”. 2025年11月9日閲覧。
- ^ “【新日本】オカダ・カズチカが電撃登場! 来年1・4ドーム棚橋弘至の引退試合の相手がついに決定”. 東スポWEB (2025年11月8日). 2025年11月9日閲覧。
- ^ 千葉修宏. “【新日本】棚橋弘至の引退試合相手にオカダ・カズチカ決定「やめてっていうくらいボコボコに」 - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年11月9日閲覧。
外部リンク
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