WCW対nWo
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 06:14 UTC 版)
1996年、WCWは、その絶頂期を迎えることになった。WWFよりスコット・ホールとケビン・ナッシュを引き抜き、5月27日に「WWFからの侵略者」としてホールが登場し、翌週にナッシュがナイトロに登場してWCW正規軍に3対3のタッグマッチを提案する。7月7日、WCW正規軍メンバーに選ばれたのはスティング&レックス・ルガー&ランディ・サベージ対アウトサイダーズ(スコット・ホール&ケビン・ナッシュ)、第3のメンバーは謎のまま試合が始まった。試合がカオス化して混沌としている中にハルク・ホーガンが登場。WCW正規軍を助けるのかと思いきやアウトサイダースに加勢しまさかのヒールに転向。試合終了後にnWoの結成を宣言してWCW正規軍との抗争をはじめ、数々の斬新なコンセプトで大人気を博す。 nWoと同時に、絶対的なベビーフェイスだったスティングの黒バージョン(黒でもベビーフェイス)への変貌のストーリーラインと並行しつつ、長期に渡る抗争や、ゴールドバーグの大ブレイクなどもあり、WWFを完全に追い抜き、1996年6月10日から1998年4月13日まで83週間連続して視聴率で上回り、一時期はWWFを廃業の一歩手前にまで追い込んだ。 1997年、WCW最大のイベント「スターケード第14回大会」が開催。ホーガン対スティングをメインイベントに置いた、この大会はWCW史上最高となる66万件のPPV購入件数をたたき出し、同年行われ過去最低の件数となっていたレッスルマニア13と打って変わり、PPV市場においてもWCWはWWFに大差をつけていた。
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