VRSCファミリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:56 UTC 版)
「ハーレーダビッドソン・VRSC」の記事における「VRSCファミリー」の解説
VRSCA - 2001年登場モデル 「アノダイズドアルミ」と呼ばれる、クリアーアルマイト仕上げのアルミ外装が特徴。2006年モデルまで生産。 VRSCB - ハンドルバーがライザーによる支持方式に変更。黒塗装のエンジンになり、カバー類がポリッシュ仕上げに。 VRSCD - Bモデルをベースに、ミッドコントロール+ハイウェイペグ+ビキニカウル装備に。2008年モデルまで生産。 VRSCF - V-RODマッスルと表記されている。 VRSCR - Dモデルをベースに、倒立フロントフォーク+新設計リアサスペンション変更、車高をスポーツバイク並に高めた。ホイールは中空タイプの多スポーク型キャストホイールになり、Fタイヤは他モデルと同サイズながら内部構造の違う専用タイヤが純正指定されている。外装部品は一部形状や素材が変更になり、他モデルとの互換性を全く持たない。 VRSCAW - V-RODとも表記。2007年モデルから登場。Aモデルがベースで、リアに240ミリワイドタイヤを装備。クーラントリザーバ位置が変更。大容量燃料タンクを採用、航続距離が伸びた。2008年モデルはABSを標準装備。 VRSCDX - 2007年モデルから登場。AWモデルがベースで、フォワードコントロール+リアに240ミリワイドタイヤを装備。Dモデルとほぼ同じフェイスまわりを持つ。クーラントリザーバ位置が変更。大容量燃料タンクを採用、航続距離が伸びた。艶消し黒塗装仕上げの専用エキゾーストシステムを装備。2008年モデルはABSを標準装備。ナイトロッドスペシャルとも表記。 VRXSE - 2006年モデルから登場。Aモデルベースの市販ドラッグレーサーであり、VINナンバーも5HDから始まる通常のタイプではない。日本国内ではナンバー取得ができない、クローズドコース専用車両となる。保安部品はブレーキランプ以外なし。1300ccエンジン+大型オイルパン、アッパーフォークブラケット+ドラッグバー、エアシフター、ウイリーバー、アジャスタブルレブリミッター+シフトインジケータライト、前後の専用ホイール+ドラッグスリックタイヤ、ロックアップクラッチ、オープンヘダーマフラー等が専用装備となる。 日本仕様の2008年モデルは、本国ではオプション装備の前後ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を、全車標準装備としている。よって、各々の名称がVRSCAWA、VRSCDA、VRSCDXAとなる。 2008年VRSCDXナイトロッドスペシャル V型水冷DOHCレボリューションエンジン V型OHVエボリューションエンジン
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