UT-440/UT-440-MCとは? わかりやすく解説

UT-440/UT-440-MC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 23:16 UTC 版)

チリ国鉄の電車」の記事における「UT-440/UT-440-MC」の解説

スペイン国440近郊電車を、本国更新車である440-R系及び470系とほぼ同様の外見改造し購入したもので、1編成は3両である。車内通路挟み2-3掛けクロスシートで、スペイン時代のような2等級制にはなっていない。冷房装置新たに床下搭載された。1997年最初編成陸揚げされ1999年から運用開始した。UT-440はチリ国鉄の子会社であるTrenCentral(トレンセントラル)の手によりサンティアゴ周辺の都市を結ぶメトロトレンとして運用されている。ビオビオ州その周辺向けに追加購入改造されたUT-440-MCは前面デザイン差異見られる。このデザインスペインでは"MicroTren"、チリでは"Modelo Concepcion"(コンセプシオン型)と呼ばれるが、実際に名前の由来であるコンセプシオンのあるビオビオ州だけでなくメトロトレンでも運用される同州近郊電車はビオトレンと称されチリ国鉄の子会社であるFESURにより運営されている。なお、バルパライソ近郊鉄道(Merval)に配置されたUT-440は2005年にメトロトレンとビオビオ州転出している。UT-440の車両としての動力性能についてはUTS-444とほぼ共通であり、メトロトレンでは朝夕中心に2編成連結した6両での運用存在するMerval運用されていたUT-440形電車2002年) サンティアゴ中央アラメダ)駅に停車中のUT-440形電車 塗装のUT-440形電車 メトロトレンのUT-440形電車 2編成併結運用 UT-440形電車(新塗装) メトロトレンのUT-440形電車(新塗装・UT-202) ビオトレン向けに改造されたUT-440-MC形電車前面デザイン異なるが、基本性能はUT-440形電車と同様 UT-440の屋根橙色車両手前AES形)冷房装置床下搭載

※この「UT-440/UT-440-MC」の解説は、「チリ国鉄の電車」の解説の一部です。
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