UCDP/PRIO 武力紛争データベース
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「ウプサラ紛争データプログラム」の記事における「UCDP/PRIO 武力紛争データベース」の解説
武力紛争のデータセットはUCDPとPRIO間の共同プロジェクトで1946年から2012年までに起きた国が紛争当事者で戦闘関連死が25人以上の武力紛争を記録している。データは、1万紙以上の新聞、ニュース、その他の資料を含むオンラインリソースである「ファクティバ・データベース」に特定の検索語を入力することで収集される。また、出版書籍、ケーススタディ、ジャーナル(Africa Research Bulletin、アフリカ・コンフィデンシャル、NGOの出版物)も掲載される。データセットには4バージョンあり、2013年のバージョン4が最新である。 データセットでは全ての武力紛争は二者一組に分類され、ID番号が割り振られる。二者一組は武力紛争の主要な二者で構成される。二組は何年も続く可能性があり、強度レベル (「マイナー」は死者数が1000人未満の紛争で「メジャー」は1000人以上の紛争を表す)、地域(アメリカ州、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ)、相反性(政府、地域、政府と地域)及び種類(植民地独立戦争、国家間、国内(内戦)、国際化した内戦)で色分けされている。開始日、終了日、年及び紛争の場所と開始日と終了日の精度も提供される アメリカ合衆国とアルカイダ間の紛争はデータセットの2組の一例である。アメリカは「政府」または「Side A」とされる一方、アルカイダは「組織的政治集団」または「Side B」とされている。
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