TokenAccessLevels 列挙体

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TokenAccessLevels 列挙体

メモ : この列挙体は、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

アクセス トークンに関連付けられたユーザー アカウントの特権を定義します。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間: System.Security.Principal
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<SerializableAttribute> _
<ComVisibleAttribute(True)> _
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration TokenAccessLevels

Visual Basic (使用法)

Dim instance As TokenAccessLevels

C#

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[FlagsAttribute] 
public enum TokenAccessLevels

C++

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[FlagsAttribute] 
public enum class TokenAccessLevels

J#

/** @attribute SerializableAttribute() */ 
/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
/** @attribute FlagsAttribute() */ 
public enum TokenAccessLevels

JScript

SerializableAttribute 
ComVisibleAttribute(true) 
FlagsAttribute 
public enum TokenAccessLevels

メンバ

	メンバ名	説明
	AdjustDefault	ユーザーは、トークンの既定の所有者、プライマリ グループ、または随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access Control List) を変更できます。
	AdjustGroups	ユーザーは、トークン内のグループの属性を変更できます。
	AdjustPrivileges	ユーザーは、トークン内の特権を有効または無効にできます。
	AdjustSessionId	ユーザーは、トークンのセッション ID を調整できます。
	AllAccess	ユーザーは、トークンに対するすべての有効なアクセス権を持ちます。
	AssignPrimary	ユーザーは、プライマリ トークンをプロセスに割り当てることができます。
	Duplicate	ユーザーは、トークンを複製できます。
	Impersonate	ユーザーは、クライアントを偽装できます。
	MaximumAllowed	TokenAccessLevels 列挙体に割り当てることができる最大値。
	Query	ユーザーは、トークンを照会できます。
	QuerySource	ユーザーは、トークンのソースを照会できます。
	Read	ユーザーは、トークンに関する標準の読み取り権限と Query 特権を持ちます。
	Write	ユーザーは、トークンに関する標準の書き込み権限、AdjustGroups 特権、および AdjustDefault 特権を持ちます。

プラットフォーム

Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
System.Security.Principal 名前空間