T6A2・B6A2形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 03:04 UTC 版)
「ライプツィヒ市電」の記事における「T6A2・B6A2形」の解説
T4D形・B4D形の後継車として製造されたボギー車タイプのタトラカー。T6A2形(電動車)は35形(Typ 35)、B6A2形(付随車)は67形(Typ 67)とも呼ばれていた。制御装置の部品にサイリスタを用いることでエネルギー消費量の削減が実現した他、車体の形状も角ばったものに改められた。1988年から導入が開始されたが、ドイツ再統一に伴う社会情勢の変化により1991年をもって製造は打ち切られ、両数はT6A2形が28両(1001-1028)、B6A2形が14両(801-828)に留まった。その結果、多数を占めるT4D・B4D形と機器が異なる少数派になってしまった事で早期に置き換えが進み、2007年11月30日をもって定期運用から引退し、2011年までに全車廃車となった。2019年現在、トップナンバーである1001(T6A2形)と801(B6A2形)が保存されている。 「タトラT6A2・B6A2」も参照 形式製造年総数軌間編成運転台数T6A2B6A2 1988-1991 28両(T6A2)14両(B6A2) 1,458mm 単車 片運転台(T6A2) 全長全幅重量車輪径営業最高速度15,340mm 2,200mm 18.3t(T6A2)14.3t(B6A2) 900mm 55km/h 着席定員立席定員電動機出力車両出力備考・参考28人(T6A2)29人(B6A2) 49人(T6A2)55人(B6A2) 43kw(T6A2) 172kw(T6A2)
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