T.INV.2T 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
書式
T.INV.2T(確率,自由度)
解説
- 引数に数値以外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
- 確率 <= 0 または確率 > 1 である場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- 自由度 に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。
- 自由度 < 1 の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
- T.INV.2T は、P(|X| > t) = 確率となるような t の値を返します。ここで、X は t 分布に従うランダムな変数です。また、P(|X| > t) = P(X < -t or X > t) です。
- 片側 t 値は、確率に 2* 確率を指定して返すこともできます。確率が 0.05、自由度が 10 の場合、両側値は T.INV.2T(0.05,10) で計算され、2.28139 が返されます。同じ確率と自由度に対する片側値は T.INV.2T(2*0.05,10) で計算でき、1.812462 が返されます。
確率の値が指定されると、T.DIST.2T(x, 自由度, 2) = 確率となるような値 x がシークされます。したがって、T.INV.2T 関数の精度は T.DIST.RT 関数の精度に依存します。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
- T.INV.2T 関数のページへのリンク