Synaptra
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Synaptra(シナプトラ[1])とは,日立製作所が開発した鉄道車両の制御伝送・モニタリング装置である[2]。
概要
元々は、現在JR東日本E235系電車などに使われているINTEROSを開発する段階で、三菱電機製の集中方式であるINTEROS-Aと日立製作所が開発したINTEROS-Cとの競作として、それぞれ異なったシステムが開発された。
この2つのシステムを比較するため、試験車であるMUE-Trainでの試験が行われ、その結果、三菱電機製のINTEROSが採用された。一方で、このINTEROS-Cを基とする日立製作所独自のシステムが「Synaptra」である。
採用例
- 英国IEP(Intercity Express Programme)Class 800/801車両
- 英国ASR(Abellio ScotRail)Class 385車両
- 相鉄20000系・21000系電車[3][4]
- 東武20000系電車20400型[5]
- 首都圏新都市鉄道TX-3000系電車[1]
- 東武50000系電車の一部
脚注
- ^ a b つくばエクスプレスの新型車両、TX-3000系を詳しく見る - 鉄道コム。2019年10月28日発信、2024年11月2日閲覧。
- ^ Ltd, Hitachi. “安全性・メンテナンス性を向上する車両情報制御装置の最新技術:日立評論”. www.hitachihyoron.com. 2023年4月5日閲覧。
- ^ “相鉄「都心直通」2つの新型車両はここまで違う”. 東洋経済オンライン (2019年4月4日). 2023年4月5日閲覧。
- ^ https://www.toyodenki.co.jp/technical-report/pdf/giho139/139_08_25_28_144.pdf
- ^ https://cir.nii.ac.jp/crid/1522262181144146176
- ^ 日立製作所「日立評論」2025年1月「4. 仙台市交通局 地下鉄南北線新造車両3000系」(インターネットアーカイブ)。
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