Scratchの派生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:21 UTC 版)
「Scratch (プログラミング言語)」の記事における「Scratchの派生」の解説
Scratchのいくつかの派生 はScratch Modificationsと呼ばれ、Scratchのバージョン1.4のソースコード を使って制作された。これらのプログラムは通常「ブロック」が追加されたり GUIが変更されたScratchのバリエーションである。 Build Your Own Blocks(英語版) (BYOB)のようにそのうちのいくつかはさらにコンピューティングへの基礎的アプローチへのシフトを導入しているがBYOBにのみユーザーを許容しないものの、Scratchの一部ではないファーストクラス手続き(ラムダ)、ファーストクラスリスト(リストのリストを含む)、プロトタイプ継承を備えたファーストクラス真オブジェクト指向スプライトがある。BYOBはイェンス・ムーニッヒが開発し、カリフォルニア大学バークレー校のブライアン・ハーベイがドキュメンテーションを提供し、計算機科学専攻ではない学生への計算機科学初級コースにおける「The Beauty and Joy of Computing」を教える時に使用された。 2014年にはScratch 1.4と同等の環境をiPadで再現した「Pyonkee」が登場した。伊藤忠テクノソリューションズが児童向けに開催するプログラミング教室でも採用されている。 日本国内では更にJavaScriptではなく、日本発祥のプログラミング言語であるRubyを同一の操作性でプログラムする為に、任意団体スモウルビー(2014年6月1日に「NPO法人Rubyプログラミング少年団」へ改名)により「Smalruby」というものも作られて展開している。 ScratchJrは、Scratchを使うのに必要な文字の読み書きや算数を使えないより小さい子供たちのためにMITメディアラボが、タフツ大学とThe Playful Inventor Companyと協力して開発した。
※この「Scratchの派生」の解説は、「Scratch (プログラミング言語)」の解説の一部です。
「Scratchの派生」を含む「Scratch (プログラミング言語)」の記事については、「Scratch (プログラミング言語)」の概要を参照ください。
- Scratchの派生のページへのリンク