ダンロップスポーツ
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本社を置く住友ゴム工業本社ビル
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 | ![]() 〒651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜町三丁目6番9号 |
設立 | 2003年7月1日 (SRIスポーツ株式会社) |
業種 | その他製品 |
法人番号 | 3140001022902 |
事業内容 | スポーツ用品の製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長:木滑 和生 |
資本金 | 92億700万円 |
発行済株式総数 | 2900万株 |
売上高 | 連結:733億円 単体:403億円 (2016年12月期) |
純資産 | 連結:350億円 単体:314億円 (2016年12月) |
総資産 | 連結:551億円 単体:510億円 (2016年12月) |
従業員数 | 連結:1,952人 単体:361人 (2016年12月31日現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | 住友ゴム工業 60.38% |
外部リンク | http://www.dunlopsports.co.jp/ |
ダンロップスポーツ株式会社(英: DUNLOP SPORTS CO. LTD.)は、かつて存在した住友ゴム工業傘下にあったスポーツ用品企業。本社を神戸市に置く。ゴルフクラブの製造・販売で国内首位。テニス用品の製造・販売も行っていた。
2012年5月1日にSRIスポーツ株式会社(エスアールアイスポーツ)から商号変更。同年7月からコーポレートメッセージとして「スポーツといっしょに生きる」を制定し、コーポレートカラーを青系の「ダンロップスポーティブルー」とした。また、この時期から提供テロップ表示も「DUNLOP」から「ダンロップスポーツ」に改められている。
2018年1月に住友ゴム工業に吸収合併され解散、「ダンロップ」の商標権は住友ゴムが取得した[1]。
主力製品・事業
- ゴルフ用品、テニス用品の製造および販売
- ゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフバッグ、ゴルフシューズ、テニスラケット、テニスボール、テニスシューズ等
- ゴルフトーナメント運営
- ゴルフ、テニススクール運営
- ゴルフ場運営
- スポーツクラブ運営
- ライセンス事業
シェア
- ゴルフボールの世界的なシェアは、9%(2010年上半期)。アメリカ合衆国では4%台と弱いものの、日本国内では3割、イギリスでは2割のシェアを有する。プロ志向のブランドであるスリクソンは、日本国内の石川遼らをはじめ、海外の32人のプロ選手に供給し、シェアの拡大が試みられている。
主要事業所
- 本社 - 兵庫県神戸市中央区脇浜町三丁目6番9号
- 東京オフィス - 東京都港区港南3-8-1 森永乳業港南ビル10F
- 市島工場 - 兵庫県丹波市市島町梶原5
- ゴルフ科学センター - 兵庫県丹波市市島町梶原5
- 上海事務所 - 上海市零陵路899号飛洲国際広場25-I
沿革
- 1930年(昭和5年) - ダンロップ日本法人設立。
- 1937年(昭和12年) - 日本ダンロップ護謨に商号を変更。
- 1963年(昭和38年) - 住友ゴム工業に商号を変更。テニスとゴルフのボールを製造・販売。
- 2003年(平成15年) - 住友ゴムグループ企業の再編に伴い、ダンロップブランドとスポーツ用品事業を継承し、SRIスポーツ株式会社設立。
- 2006年(平成18年) - 東京証券取引所1部上場。
- 2007年(平成19年) - 米国のゴルフクラブメーカー、Cleveland Golf Company, Inc.を買収。
- 2008年(平成20年) - クリーブランドゴルフ買収に伴い販売会社を統合。
- 2010年(平成22年) - 南アフリカ販売会社子会社化。
- 2012年(平成24年) - 商号を「ダンロップスポーツ株式会社」に変更。
- 2014年(平成26年) - キッツより、キッツスポーツスクエアの運営企業キッツウェルネスの全株式を取得。社名をダンロップスポーツウェルネスとし、スポーツクラブ名称をダンロップスポーツクラブとした。サッポロビール傘下のサッポロ不動産開発より、サッポロスポーツプラザの全株式を取得。社名をダンロップスポーツプラザとし、スポーツクラブ名称はダンロップスポーツクラブに統合した。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)12月 - 上場廃止。
- 2018年(平成30年)1月 - 住友ゴム工業に吸収合併され解散。
主要関係会社
国内グループ企業
ゴルフ用品の販売
- 株式会社ダンロップスポーツマーケティング
ゴルフクラブの製造
- 株式会社ダンロップゴルフクラブ
ゴルフ場運営
- 柏泉グリーン開発株式会社(ダンロップゴルフコース)
- 株式会社ダンロップゴルフスクール
ゴルフトーナメント運営
- 株式会社ダンロップスポーツエンタープライズ
スポーツクラブの運営
- 株式会社ダンロップスポーツウェルネス
テニススクールの運営
- 株式会社ダンロップテニススクール
主な海外グループ企業
ゴルフ用品の販売
- Roger Cleveland Golf Company, Inc.(販売地域:北米)
- Srixon Sports Europe Ltd.(販売地域:欧州)
- Srixon Sports Asia Sdn. Bhd.(販売地域:アジア、南アフリカ等)
- Srixon Sports Australasia Pty. Ltd.(販売地域:オーストラリア、ニュージーランド等)
テニスボールの製造
- Srixon Sports Manufacturing(Thailand) Co., Ltd.
テレビ番組
- 日経スペシャル ガイアの夜明け 藍とさくらの代理戦争 ~女子ゴルフに賭けたビジネスマンたち~(2005年11月1日、テレビ東京)[3] - ブリヂストンスポーツとの競争を取材。
関連人物・項目
- 2人はかつてグループ企業であるダンロップスポーツエンタープライズに所属していた。
- ダンロップワールドチャレンジテニストーナメント
- イトマンスポーツウェルネス(旧:ダンロップスポーツウェルネス)[注 1]
脚注
注釈
- ^ 2024年(令和6年)に住友ゴムグループからナガセグループに売却されたスポーツクラブの運営企業。ただしゴルフスクール事業およびテニススクール事業は(株)ダンロップスポーツマーケティングに承継し住友ゴム傘下に残留した。なおナガセは2022年(令和4年)にはブリヂストンからブリヂストンスポーツアリーナを買収しイトマンスポーツスクールとして運営している。
出典
- ^ ダンロップスポーツ上場廃止へ 親会社が吸収合併神戸新聞 2017年12月26日
- ^ “ダンロップスポーツ株式会社と株式会社デサントとのゴルフアパレル分野における業務提携に関するお知らせ”. ダンロップスポーツ. 2017年5月5日閲覧。
- ^ 藍とさくらの代理戦争 ~女子ゴルフに賭けたビジネスマンたち~ - テレビ東京 2005年11月1日
外部リンク
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