SMガールズ セイバーマリオネットJ
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「セイバーマリオネット」の記事における「SMガールズ セイバーマリオネットJ」の解説
あかほりさとるによるライトノベル作品。挿絵イラストはことぶきつかさが担当。 『月刊ドラゴンマガジン』(富士見書房)に1994年より1999年まで連載。富士見ファンタジア文庫より単行本化されている。全12巻。 富士見書房にて本作が企画された当初は上述された『セイバーマリオネットR』の小説版を連載することになっていた。しかし『セイバーマリオネットR』の企画が進行するうちに世界観を出したあかほりサイドとアニメを実製作するねぎし側に意見の齟齬が発生する。あかほり側が「これだけの世界なら、書くべき事は女性復活しかない!」と主張したのに対して、ねぎし側OVAアニメスタッフが「そんな大事を予定されているビデオ巻数でどうやって表現しろというんだ!」と反発。結果として小説版の連載をあかほりが主張するテーマの物語に切り替えることで、なんとか折り合いがついたというエピソードがある。また、あかほりは本作の中でゲルマニア(ガルトラント)に真っ先に滅ぼされた国家として、ガルトラントの軍事力を示すためにテラツー最大国家とされるペテルブルグを設定したが、自身のアイディアを否定した『R』スタッフ陣に対する意趣返しという理由でペテルブルグとともに滅ぼされた国家としてロマーナを設定し、早々と作品の舞台から除外している。
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