SMの問題点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 12:10 UTC 版)
SMプレイは基本的に、行為ないし結果について同意がある限りは、「被害者の同意」として、違法性阻却事由ないし構成要件該当性阻却事由となり、罪には問われない。しかし、相手を殺してしまった場合においては嘱託殺人罪に問われる可能性がある また、SM行為そのものは相手から要求されたものであっても、相手を殺しかねないと認識した上で過度な行為に及び、最終的に相手を死なせた場合は殺人罪が適用される可能性がある。 オーストリアで、売春の男性客に依頼された「SM行為」をした結果、男性が死亡した事件が2015年に発生しており、依頼に応じた女性に有罪判決が下った。この女性には執行猶予付きの禁錮2年が言い渡されている。
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