Rondo c-Moll Op.1 CT192とは? わかりやすく解説

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ショパン:ロンド ハ短調

英語表記/番号出版情報
ショパンロンド ハ短調Rondo c-Moll Op.1 CT192作曲年1825年  出版年1825年  初版出版地/出版社: Brzezina  献呈先: Louise de Linde

作品解説

2007年6月 執筆者: 鯛中 卓也

ショパンが、初め出版想定して書いた作品
CとGのたった2音からなる4小節序奏続き、活発で軽々としたロンド主題ハ短調現れるハ短調の中でいくつかの展開の後、ロンド主題対照的で、甘美かつ穏やかなホ長調主題にたどり着く。その主題嬰ニ短調転調して、徐々にドラマ性を高めていき、情熱的な嬰ト短調主題、そしてエンハーモニック用いた変イ長調流れるような主題を介して最初ロンド主題に戻る。

その後先程ホ長調主題変ニ長調転調し、広い音域わたって長いスケール現れるなど、さらに発展拡大した後、再び最後ロンド主題戻り序奏同じく4小節の短いコーダ締めくくられる。

それぞれの主題推移部が、単に音階繋がれているだけであったり、発展のさせ方や繰り返しにも工夫見られない等の欠点があるものの、ピアノ音楽特有の要素多く取り入れられ随所美し旋律盛り込まれるなど、ショパン早熟であったことが見受けられる

また、後年の作品見られる一種暗さがこの作品中ではほとんどなく、むしろ羽ばたいて飛んでいくような明るさ軽さがあり、作曲当時15歳であったショパン若々しさ存分に伝わってくる作品である。




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