Realm-Specific IP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/13 02:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動RSIPとはIETFの実験的な枠組みと通信プロトコルである。
RSIPはネットワークアドレス変換(NAT)の代わりとなるものとして意図されたプロトコルであり、パケットのE2Eでの整合性が維持される。
RSIPはRSIPのホストが1つかそれ以上のIPアドレス(とUDP/TCPポート)を1つかそれ以上のRSIPのゲートウェイから借りることを許可する。
RSIPは(通常はパブリックの)IPアドレスとポートを他の(通常はプライベートの)アドレス領域に存在するRSIPホストに貸すことによって機能する。
RSIPクライアントはRSIPゲートウェイに登録を要求する。次にRSIPゲートウェイはユニークIPアドレスか、共有されたIPアドレスとユニークなTCP/UDPポートのセットを配布し、RSIPホストのアドレスとこのアドレスを関連付ける。RSIPホストはこのアドレスを他のアドレス体系にある宛て先にパケットを送るために使う。RSIPホストとゲートウェイの間をトンネルでつながれたパケットは両方のアドレスを含んでいて、RSIPゲートウェイはホストアドレスヘッダを取り除き、宛て先にパケットを送る。
RSIPは異なる宛先ネットワークに到達するために、いくつかの異なるアドレスを貸し出すことによって、異なるプライベートアドレスを持ったいくつかのネットワークの間のトラフィックを中継することにもまた使うことができる。
RSIPはUPnPに取って代わるIETF基準のNAT traversalにとって実用的でなければならない。
2004年11月現在、プロトコルは試験的な段階にあり、まだ広く使われていない。
参照
- Simple Traversal of UDP over NATs (STUN)
- Traversal Using Relay NAT (TURN)
- Interactive Connectivity Establishment (ICE)
- Middlebox Middlebox Communications (MIDCOM)
- SOCKS
- Universal Plug and Play (UPnP)
外部リンク
「Realm-Specific IP」の例文・使い方・用例・文例
- データの通信や交換を容易にするためにTCP/IPネットワークプロトコルを用いた、世界的に広がったネットワークから成るコンピュータネットワーク
- 4MIPSは一秒間に4,000,000インストラクションである
- リンケージサービスという,キャプテンで特定のIPから関連のIP情報を検索するサービス
- アル・ゴア氏とIPCCがノーベル平和賞を共同受賞
- 2007年のノーベル平和賞は,前米国副大統領のアル・ゴア氏と国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が共同で受賞した。
- IPCCは気候変動に関する世界有数の専門機関だ。
- 100か国以上の何千人もの科学者たちがIPCCのために科学報告書の作成に取り組んでいる。
- ノーベル賞委員会は,IPCCが過去20年間にわたり,その報告書によって,人間の活動と地球温暖化の関係をより明確にしてきたと考えた。
- IPCCのラジェンドラ・パチャウリ議長は,「この賞によって,このテーマが脚光を浴(あ)び,認識がさらに高まって危機感が生まれることを期待する。」と話した。
- グーグルは2004年に新規株式公開(IPO)で19億ドルを調達したが,フェイスブックは50億ドル(3800億円)を調達する見込みだ。
- それはインターネット関連企業としては史上最大のIPOとなる。
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