RAINBOW DREAMとは? わかりやすく解説

RAINBOW DREAM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 23:11 UTC 版)

『RAINBOW DREAM』
浜田麻里スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル
時間
レーベル ビクター音楽産業Invitation
プロデュース 浜田麻里
チャート最高順位
浜田麻里 アルバム 年表
MISTY LADY
1984年
RAINBOW DREAM
(1985年)
Blue Revolution
(1985年)
テンプレートを表示

RAINBOW DREAM』(レインボウ・ドリーム[注釈 1])は、浜田麻里の4枚目のアルバム。ビクター音楽産業Invitationから1985年1月21日に発売された。

構成

浜田のアルバムとしては初となるカヴァー楽曲が収録され、3曲目の「THE MOMENT OF TRUTH」はアメリカのロックバンドであるサバイバー1984年に発表した楽曲、4曲目の「LOVE, LOVE, LOVE」は北アイルランドギタリストであるゲイリー・ムーア1982年に作曲した「ラヴ・キャン・メイク・ア・フール・オブ・ユー」[注釈 2][1]の2曲を歌唱している。

制作

本作から、ロックユニットであるB'zとして結成する前の松本孝弘がレコーディングに参加し、アルバム『PROMISE IN THE HISTORY』(1986年)まで、ギタリストとしてセッションしている[2]。当時、浜田は前任である北島健二から変わるのに抵抗感があったが、所属していたビーイングの強力なプッシュにより松本に変更したという[2]。新人である松本に対し、浜田は初対面であるうえ、どのようなギタープレイをするか分からない状態だったため、一時はへそを曲げていたが、徐々に松本と頻繁に会って、コミュニケーションを密にとるようになってからは「彼の本気度が半端ないということに気づいたんです。そこからはスパンと気持ちが切り替わりました」と懐古している[2]

批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
CDジャーナル 否定的[3]

『CDジャーナル』は、1曲目の「RAINBOW DREAM」関して「エッ、これが浜田麻里って思うはず」と評したものの、「ところが意外にもハード・ロックでなくてもよい歌い方をしているのです」と否定的に評価している[3]

収録曲

LPレコード盤

A面
全編曲: H.M. PROJECT。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. RAINBOW DREAM(レインボウ・ドリーム) 浜田麻里 浜田麻里
2. CAN'T YOU SEE MY LIFE(キャント・ユー・シー・マイ・ライフ) 浜田麻里 浜田麻里
3. THE MOMENT OF TRUTH(ザ・モーメント・オブ・トゥルース)
  • DENNIS LAMBERT
  • PETER BECKETT
  • BILL CONTI
4. LOVE, LOVE, LOVE(ラブ・ラブ・ラブ) GARY MOORE GARY MOORE
5. LAST SCENE(ラスト・シーン) 浜田麻里 松沢浩明
合計時間:
B面
全作詞: 浜田麻里、全編曲: H.M. PROJECT。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. LOVE MAGIC(ラブ・マジック) 浜田麻里 松沢浩明
2. FREE WAY(フリー・ウエイ) 浜田麻里 浜田麻里
3. LONELY WOMAN(ロンリー・ウーマン) 浜田麻里 松沢浩明
4. HEARTY MY SONG(ハーティ・マイ・ソング) 浜田麻里 浜田麻里
合計時間:

CD盤

全編曲: H.M. PROJECT。
# タイトル 作詞 作曲 時間
1. RAINBOW DREAM(レインボウ・ドリーム) 浜田麻里 浜田麻里
2. CAN'T YOU SEE MY LIFE(キャント・ユー・シー・マイ・ライフ) 浜田麻里 浜田麻里
3. THE MOMENT OF TRUTH(ザ・モーメント・オブ・トゥルース)
  • DENNIS LAMBERT
  • PETER BECKETT
  • BILL CONTI
  • DENNIS LAMBERT
  • PETER BECKETT
  • BILL CONTI
4. LOVE, LOVE, LOVE(ラブ・ラブ・ラブ) GARY MOORE GARY MOORE
5. LAST SCENE(ラスト・シーン) 浜田麻里 松沢浩明
6. LOVE MAGIC(ラブ・マジック) 浜田麻里 松沢浩明
7. FREE WAY(フリー・ウエイ) 浜田麻里 浜田麻里
8. LONELY WOMAN(ロンリー・ウーマン) 浜田麻里 松沢浩明
9. HEARTY MY SONG(ハーティ・マイ・ソング) 浜田麻里 浜田麻里
合計時間:

参加ミュージシャン

リリース日一覧

地域 リリース日 レーベル 規格 規格品番 概要 順位
日本 1985年1月21日 ビクター音楽産業Invitation LP VIH-28204 7位
1985年2月5日 CD VDR-74 初CD (廃盤) -
1988年12月16日 VDR-1583 再発 (廃盤) -
1994年3月24日 ビクターエンターテイメント/SPEEDSTAR RECORDS VICL-22019 -
2008年10月22日 ビクターエンターテイメント/Invitation VICL-63089 デジタル・リマスタリング / 25th Anniversary 紙ジャケット仕様 -
2014年1月15日 JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント SHM-CD VICL-70110 デジタル・リマスタリング / 30周年記念高音質SHM-CD化 -

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ LPレコード盤には「レインボー・ドリーム」と表記されている。
  2. ^ 作曲した当初はまだ発表しておらず、ゲイリーのアルバム『コリドーズ・オブ・パワー』(1982年)が再発された2002年ボーナス・トラックとして収録された。

出典

外部リンク

  • Mari Hamada Official Siteによる紹介ページ

「RAINBOW DREAM」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「RAINBOW DREAM」の関連用語

RAINBOW DREAMのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



RAINBOW DREAMのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのRAINBOW DREAM (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS