アベマキ
あべまき






●わが国の本州、中部地方以西から四国・九州、それに中国やインドシナ半島に分布しています。樹幹は直立して、樹皮のコルク層がよく発達しています。葉は長楕円形で互生し、縁には鋸歯があります。4月から5月ごろ、花を咲かせますが、雄花序は黄褐色で垂れ下がり、雌花序は葉腋につきます。外皮からはアベマキコルクが製造されます。名前は「あばたまき」の意味で、岡山の地方名が標準和名になったと言われています。写真中4・下は、クヌギハオオケタマバチの虫えいで「アベマキハオオケタマフシ」。
●ブナ科コナラ属の落葉高木で、学名は Quercus variabilis。英名は Oriental oak, Chinese cork oak。
棈
栗樫
泥木
綿槇
綿櫟
阿部槇
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