PlayStation 2版移植について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 05:29 UTC 版)
「北斗の拳 (対戦型格闘ゲーム)」の記事における「PlayStation 2版移植について」の解説
セガの開発陣によると、家庭用移植の予定はなかったが、アーケードユーザーや原作ファンの要望により家庭用移植が決まったとしている。セガの公式では「全く違和感なくプレイできる」と表記されているが、移植ミスや変更などが発見されている。 ユダ 究極奥義「ダム決壊」を始めとした、部下を呼び出す技全般において、画面外から飛び出てきた部下が着地して技を発動する位置が一歩前にズレている。ただしこれはバグや意図的な変更ではなく、PS2のCPUの浮動小数点の処理方法が特殊であるがためのズレであり、プログラムそのものは全く変更されていない。 空中の特殊技の発生位置の変更。 同時に再生される音声が一つのみになっており、部下もしくはユダの音声の再生中の他の部下もしくはユダの音声が再生されると、元から流れていた音声が途切れてしまう。 コマクとダガールの音声がAC版と違い遅くなった音声に変わっている。そのため、ダガールの突進では声が遅く最後まで再生されずに途中で途切れる。 サウザー 究極奥義「鳳凰呼闘塊天」発動後に表示されるゲージの消費量が多く変更されている。そのため、一定の技を使用すると2〜3秒ほどで終了してしまう。 ハート様 ケンシロウの一撃必殺奥義によるK.O時のセリフの変更。 その他 一撃必殺奥義発動後に流れるBGMがまれに音飛びが起こる。この音飛びはPS2のみで起こり、PS2規格ソフトが起動する初期型のPS3では起こらない。 全ての音声が圧縮されているため、AC版と比べて音がこもっている。 ヘリポート(ジャギステージ)、聖帝十字陵(サウザーステージ)のBGMの一部を変更。 レイの南斗撃星嚇舞を利用したバグ、シンのグレイブシュートと南斗千手斬を利用した無敵付加バグが起こらないよう修正。 キャラクターのエフェクトスプライトのピンク色の背景色の透明化が正しく処理できなくなった場合に起こるバグ。 先述の「バスケ」や空中浮遊バグは、通常家庭用版、後に出た廉価版共に修正されていない。
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