PIC32MX
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「PIC (コントローラ)」の記事における「PIC32MX」の解説
2007年11月、マイクロチップ社は新しい32ビットマイクロコントローラであるPIC32MXファミリーを発表した。最初のラインナップは業界標準であるMIPSアーキテクチャを採用している。この製品はMicrochip MPLAB C Compiler for PIC32 MCUsによってプログラムを作成できる。このコンパイラはGNUコンパイラコレクションの派生である。最初の18モデル(PIC32MX3xxおよびPIC32MX4xx)は既存の16ビット製品であるPIC24FxxGA0xxファミリーとピン配置および周辺サポートに互換性があり、同じソフトウェアライブラリやハードウェアの装置が使用できる今日では28ピンのより小さなQFNパッケージが出荷されており、ハイパフォーマンス向けにイーサネット、CAN、USB On-The-Goのサポートが含まれる製品もある。ミッドレンジの32ビットマイクロコントローラのすべてのファミリーが利用可能である。 PIC32アーキテクチャはマイクロチップ社のポートフォリオにいくつかの新しい特長をもたらしている: 最大512KBのフラッシュメモリ 1つのインストラクションは1クロックで実行される キャッシュメモリのある初めてのプロセッサ RAMから実行可能になった フルスピード対応のUSBデバイスまたはOTGホストとなれる二役のサポート JTAGにフル対応および2ワイヤーによるROM書き換えおよびデバッグ リアルタイムトレース
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