P4/5ピニンファリーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:53 UTC 版)
「フェラーリ・エンツォフェラーリ」の記事における「P4/5ピニンファリーナ」の解説
P4/5ピニンファリーナは、アメリカ人B級映画監督で自動車収集家のジェームズ・グリッケンハウスが、ピニンファリーナにオーダーした、エンツォフェラーリをベースに再デザインされたワンオフカー。グリッケンハウスが購入したエンツォフェラーリを、トリノのピニンファリーナ本社へ送り、オーナーの要望に沿うように一からデザインしなおしたものであるが、フェラーリが正規に製作したワンオフカーではない。 デザインディレクターに就任していた奥山の下でジェイソン・カストリオタがデザインを担当しており、車名とスタイリングは1967年のル・マンカー、フェラーリ330P4をモチーフにしたものとなっている。 ボディはドライカーボン製で風洞実験、走行試験が成され、結果的にオリジナルのエンツォフェラーリより200kg軽量化されている。オプションには全世界仕様のGPS、iPod nano対応オーディオほか、グリッケンハウスの要望で様々な機能が加えられている。 後にレース仕様として改造され、SCG 002(P4/5コンペティツィオーネ)がニュルブルクリンク24時間レースに参戦した。 ウィキメディア・コモンズには、フェラーリ・エンツォフェラーリに関連するカテゴリがあります。
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