Numa
NUMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 04:19 UTC 版)
NUMA(英: Non-Uniform Memory Access)とは、共有メモリ型マルチプロセッサコンピュータシステムのアーキテクチャのひとつで、複数プロセッサが共有するメインメモリへのアクセスコストが、メモリ領域とプロセッサに依存して均一でないアーキテクチャである。日本語では「不均一メモリアクセス」や「不均等メモリアクセス」と訳される[1][2]。
Numa
NUMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 09:49 UTC 版)
「シークエント・コンピュータ」の記事における「NUMA」の解説
SMP市場には参入が相次ぎ、競争が激化してきたため、シークエント社では次の差別化のポイントを探していた。シークエントはインテルに技術をライセンス供与してSMPの日常化(陳腐化)を図るとともに、ccNUMA(キャッシュコヒーレントNUMA)ベースのシステムの開発に着手した。NUMAは分割されたプロセッサグループ毎にメモリを配置し、メモリアクセスの衝突によるボトルネックを解消するものである。各タスクがアクセスするメモリが局所的である限りにおいて、NUMAによってSMPシステムを越えたマルチプロセッサマシンが可能となる。例えば、サーバならば、各ユーザはそれぞれ別のファイルを操作することが期待される。 1996年、彼らはこの新しいアーキテクチャに基づいたマシンの最初のシリーズをリリースした。これがNUMA-Qと呼ばれ、IBMに買収される前の最後のシステムとなった。 1998年10月 シークエントはIBMとSCOと共にProject Montereyを開始した。その目的はIA-32、IA-64、POWER、PowerPCといったプラットフォーム上でNUMA機能を備えたUNIXの標準化であった。しかし、IBMとSCOがLinux市場に方向転換したためプロジェクトは消滅した。また、このプロジェクトは後にSCOとIBMの訴訟問題のベースとなった。
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