Ninja 250SL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 22:43 UTC 版)
「カワサキ・ニンジャ250」の記事における「Ninja 250SL」の解説
2014年2月、海外でNinja 250SL(Ninja RR mono)が発表された。当初はマレーシア仕様、フィリピン仕様、中国仕様、タイ仕様と、インドネシア仕様となるNinja RR monoのみで日本国内向けの販売は無かったが、2015年4月15日より日本仕様もNinja 250SLとして正規輸入により発売された。生産はタイで行われている。 車名の「SL」は スーパーライト(Super Light)を表しており、車体の軽量さをモデルのコンセプトとしている。新設計の鋼管トレリスフレームを採用し、ホイールベースをNinja 250比で80mm短縮、タイヤサイズを前後ともNinja 250より1サイズ細いものにするなど、軽量でスリム・コンパクトな車体に仕上げられ、車両重量はNinja 250より20kg以上軽い。 外観上はNinja 250同様のフルカウルだが、ヘッドライトは一灯式となっている。エンジンはKLXシリーズで使われている単気筒エンジンを改良したもので、高回転域寄りのセッティングとされ最高出力が向上している。東南アジア仕様とヨーロッパ仕様はABSが標準装備されており、日本仕様では2016年4月15日に発売されたNinja 250SL ABS KRT Editionにのみ装備された。 2015年モデルでは本体フレームへの溶接となっていたタンデムステップを固定するサブフレームが、2016年モデルではZ250SLと同様のボルト接続となり、取り外すことができるようになった。その他は車体色の変更にとどまっている。 平成28年排出ガス規制が2017年9月から継続生産車及び輸入車にも適用されるため、2017年6月で日本国内向けの生産を終了した。 モデルカラー 通常モデル - 425,000円(税抜)██ライムグリーン×エボニー(2015年) ██パッションレッド×エボニー(2015年) █エボニー(2016年) ██キャンディプラズマブルー(2016年) ABS KRT Edition - 485,000円(税抜)██ライムグリーン×エボニー(2016年)
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