NHK「ラジオ名人寄席」の権利侵害でNHKと玉置宏を告発
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「草柳俊一」の記事における「NHK「ラジオ名人寄席」の権利侵害でNHKと玉置宏を告発」の解説
NHKラジオ第1放送『ラジオ名人寄席』の放送を録音し、放送された番組内の詳細を記して該当する音源の「鑑定」と称して独断し、「NHKが収録した以外の市販されていない音源がある」「番組内で音源の紹介に誤りがある」と自身のウェブサイトで長らく指摘していた。NHKの視聴者センターへ「『ラジオ名人寄席』で民間放送で放送された落語を流しているが、おかしいので調べて欲しい」と、過去に3回電話したと述べている。 2008年2月、落語会の楽屋で雑談中に「『ラジオ名人寄席』の番組内で使用している音源に問題がある」ことが話題にのぼった。「『早起き名人会』で放送された音も流れている」との草柳の話に『早起き名人会』を担当した元TBSラジオ社員の川戸貞吉が「確認したい」と反応し、後日に放送録音を草柳から借用した川戸が「『早起き名人会』以外他の番組では一切使用していなく、市販もされていない」音源が『ラジオ名人寄席』で放送された、とNHKへ調査を依頼したことから騒動となる。 「『ラジオ名人寄席』での音源不正使用」で告発人として川戸と共に事情説明を求め、NHKの番組関係者や番組出演者の玉置宏から責任として「玉置宏の番組降板」「番組打ち切り」を説明されたが、玉置の個人的な責任として「横浜にぎわい座館長辞任」を迫り、玉置は辞意を表すも横浜市の「横浜にぎわい座」運営関係者が慰留した。これを不服として3月31日に都内で川戸貞吉と共に反論の記者会見を行ってさらに責任追及を続けたが、衆目は得られなかった。 玉置は失意中の2010年に逝去。 また2人が手がけた本事件に関連する一連の追及の結果として、1年後の2009年3月末までにこの分野の放送番組が国内からいったん一掃された。
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