NHK「ニュースウォッチ9」の国旗映像
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「有村治子」の記事における「NHK「ニュースウォッチ9」の国旗映像」の解説
2017年4月13日の参議院内閣委員会で、国旗に関する政府見解について、複数の独立国の国旗を上下に掲示または表示することが適切か否かを尋ねた。岸信夫外務副大臣は、「外交儀礼上、一般論として、複数の独立国の国旗を一本の旗竿や壁、壁面等に上下に掲揚することは適切でなく、あってはならないこと。下に掲揚された国旗は下位、服従あるいは敵への降参等を意味すると受け止められる」と答弁している。 続けて有村は、中国国旗の下に日本国旗を配した映像を放送したNHKニュースウォッチ9の事例を紹介し、中国の国旗が上、日本の国旗が下となっている映像が、受信料を負担し公共放送を支える視聴者、国民の期待や評価に堪え得る適切な表記になっているかどうかを、NHKを所管する総務省に尋ねている。その上で「国旗はその国の国民のいでたち、価値観、国土、そしてその国の誇りを象徴するため、我が国の国旗はもとより、他国の国旗も敬意を持って表すべきであり、独立国であれば、人口や経済力・軍事力の多少に関わらず、国旗は対等に同じポジションで表示することが世界の常識」、「独立国家を対等に尊重する姿勢こそ、国連が掲げる基本的な民主主義の精神ではなかったか」と述べた。
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