NGC221
名称:NGC221(M32)
小分類:楕円銀河E2型
属する銀河群:局部銀河群
属する星座:アンドロメダ座
地球から約230万光年の距離に、アンドロメダ銀河NGC224(M31)があります。その伴銀河に当たるのが、NGC221(M32)で、同じく伴銀河のNGC205とともに、三重銀河を構成しています。局部銀河群を形作る約30個の銀河のうちのひとつで、際立った内部構造を持たない楕円銀河に分類されています。
1.見つけ方のポイントは?
アンドロメダ座の、東京での午後9時の南中は、11月上旬です。その中のアンドロメダ銀河NGC224(M31)は、環境が良ければ肉眼でも星雲状の形を見ることができます。そして、口径20cm程度の望遠鏡を使うと、NGC224(M31)の南西に寄り添うように光るNGC221(M32)が確認できます。見かけ上の明るさは、9.2等級です。
2.どのような特徴があるの?
内部の状態は平坦で、楕円銀河としては平均的な形です。
※参考文献:河島信樹・監修/三品隆司ほか編「スペース・アトラス」PHP研究所、小平桂一ほか編「平凡社版天文の事典」平凡社、浅田英夫「MY DATA 図鑑星空フィールド日記」山と溪谷社、国立天文台・編「理科年表」丸善
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