N.B.B.型コフィンシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:56 UTC 版)
「コフィンシステム」の記事における「N.B.B.型コフィンシステム」の解説
コフィンシステムの開発から数百年後、民主連邦(UNITED GALAXY)では航宙機用の操縦システムとして、システム開発当時からのゼネラルリソース社のライバルメーカーであるニューコム社のコフィンシステムを採用している。U.G.S.F.(U.G.宇宙軍)保有の各種航宙機は「The New Space Order War」を始めたとした星間戦争に対応する為に開発されており、機体等のハード系はゼネラルリソース社が、コフィンシステムを含むアビオニクス系はニューコム社がそれぞれ独占的なシェアを有する。超長距離を隔てて光速の弾幕が飛び交い、超高速で行われる宙間戦闘では、もはや有視界戦闘は現実的ではなく、コフィンシステムを経由した未来予測解析と映像処理による補助が必要不可欠となっている。従って、この世代に於けるコフィンシステムとは、コックピットユニットや操縦系統だけではなく、情報解析を行う火器・航法管制装置等の関連装置や、ヘルメット、パイロットスーツ等の各種備品を含む、システム全体の総称である。 ニューコム社のコフィンシステムは、ENSI規格とオプトニューロンを基に改良されたN.B.B.(ナビゲート・バイ・バイオシグナル)方式を採用、パイロットに神経網の移植は不要となり汎用性が向上した。また、E.S.P.能力に対応した操縦系統を有する。ENSI規格では、各種の情報は大半が人工神経を通じてパイロットに直接渡されていたが、N.B.B.方式では外部映像は適切な映像処理を経て、全周全天式モニターに表示される様になっており、神経接続による情報摂取は機体情報等に限定する事で、オプトニューロンで問題となったハッキング等に対するパイロットの負担を軽減している。
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