Monitor.PulseAll メソッド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)



指定したオブジェクトのロックを現在所有しているスレッドは、このメソッドを呼び出して、オブジェクトのロックを取得するために待機しているすべてのスレッドに通知します。シグナルが送信されると、待機中のスレッドが実行待ちキューに移動します。PulseAll を呼び出したスレッドがロックを解放すると、実行待ちキュー内の次のスレッドがロックを取得します。
同期されたオブジェクトは、現在ロックを保持しているスレッドへの参照、ロックを取得する準備ができているスレッドを格納している実行待ちキューへの参照、オブジェクトの状態の変更通知を待機しているスレッドを格納している待機キューへの参照など、複数の参照を保持しています。
Pulse、PulseAll、Wait の各メソッドは、同期されたコードのブロック内から呼び出される必要があります。
待機中のスレッドが存在しないときに Pulse を呼び出した場合の結果については、Pulse メソッドの解説を参照してください。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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